あるカメラマンの独り言を10倍楽しむために
 ここは連載にまつわる裏話などの暴露コーナーです。
 これを読めば、もっと楽しめること請け合い! 
 
 復刻版 No.002 燃えるパイロット
(Japanese Text Only)



  ここでは書くのがはばかれるので割愛させて頂くが・・・とありますが

もう、時効だから書いてもいいでしょう。もし運輸省関係の方がご覧になっていたら、目をつむって下さいね。

ローターマストを中心にクルクルと機体を回転させながら垂直急上昇、機首を下に向けて急降下、地面スレスレで引き起こし、また矢のように一直線に駆け上がり、あっと言う間に雲の中へ消えていきました。
その際の哀れな整備士の恐怖にひきつった顔は今でも忘れられません。
有名な画家ムンクの「叫び」をご想像頂ければ状況がお分かりになるかと思います。


この時は、人ごとでしたが、のちにあるヘリショーでアクロバットに同乗、まさか自分が同じ体験をするとは、夢にも思いませんでした(^^;)
その時のスリルと言ったら! 私の顔もきっと「叫び」になっていたのでしょう。(私はヘリは好きですがジェットコースターは大嫌いです(;;))


<これを書いた1年後、某ヘリポートに行った時の話>

轟音と共に派手に離陸してゆくC社のヘリを見ました。
すぐにパイロットは彼かな?と思いましたが、彼はB社勤務の筈。
『C社にも燃えるパイロットがいるんだな?』と思っていたところ、何とそのパイロットの正体はC社に転職していたA機長でした。
どこへ行っても性格は変わらないようですな(^^;)
A機長殿。安全飛行を心からお祈り致します。


《次回予告》

次回は「続・燃えるパイロット」の予定です。

ご期待下さい。 

但し、期待・・と言っても、、「萌えるパイロット」ではありませんので、念のため・・





 ムンクの「叫び」

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