あるカメラマンの独り言を10倍楽しむために
 ここは連載にまつわる裏話などの暴露コーナーです。
 これを読めば、もっと楽しめること請け合い! 
 
 復刻版 No.001 イントロダクション 〜我がライバルに捧ぐ〜
(Japanese Text Only)



  ここでは「H氏」という具合に三人称で書いていますが実は筆者自身がモデルであります(^^;)

当時、シリーズ開始に当たりプロフィールを紹介するつもりで書いたのですが…
「ライバルのH氏って誰?」 とのカメラマン仲間からの問いにうっかり真相を話したところ「自分がライバルとは10年早ぇっー!!」と皆から総スカンを食ったことが懐かしく思い出されます(^^;)

このH氏はのちにSという名前にかわり度々登場致します。
コンセプトは”ちょっと女好きなドジなカメラマン”という設定で、品行方正な本人とはまったく別なキャラクターであります。

おかげで取材の時など、Sと本人とのギャップの差に「本当にあなたが書いているのか?」などと不思議がられたことが多くありました。
(はて?喜んでよいのか?悲しんでよいのか?)

また堅い専門誌の中にあって、少しは息抜きのページがあってもよかろうということで「道草のページ」として掲載して頂きました。
そんな訳で当時海外顧問をしておられた先生からも「たまには、(こんなページがあっても)いいでしょう」と感想を頂いたのですが…

その後これが50回も連載されようとは誰が想像しえたでしょう……(^^;)
 

シコルスキーS-76搭乗の件ですが、「つくば博」が行われた時の話です。

10人乗りに改装されており、TDA(当時)が受託運航している機体と、英国ブリストウ社より数ケ月リースした機体の計2機が使用されました。
S-76がこのような「乗合バス」的な使われ方をしたのはこの時が最初でした。
(現在は某社でナイトフライト遊覧にS-76が使用されています)

また当時、つくば博覧会の旅客輸送には、S-76の他何とベル214ST、AS332Lシュペルピューマ、
ベル412、BK117など、通常であれば逆立ちしても乗れないような高級な機種が路線に投入されました。給料はたいて全機種制覇しましたが、今思えば夢のような素晴しい時代でした…


   



 
尚、H氏は現在はめでたく結婚し撮影には夫婦で出かけることが多くなっています。
妻はヘリ会社とは無縁ですが今ではローター音で機種判別が出来るほどに成長し優秀な助手として活躍しております。



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