コードブルー シーズン3 放映開始!

 2017年7月、コードブルーのシーズン3が始まった。


海上を飛行するドクターヘリ


  2017年7月17日(月)、フジTV系の看板番組 ”月9”で、コードブルーのシーズン3が始まった。
大方の予想通り、15%以上の高視聴率を叩きだし、順調なスタートを切った。
本原稿執筆時点で2話まで終了、筆者も第3話を楽しみにしている一人である。

 しかし、シーズン1放映開始当時、私の評価は低かった。

 指導者は若者が嫌いでフェロー(医学研修生)を十分フォローしない。
チームはバラバラ・・ガッキーはいじめられるわ、山Pは非人間的で、「こんな医者にだけは診られたくない!」と思うことしかり、
また救急現場を描くので、大量出血など悲惨な事故現場も多い。何よりも話が暗い。
そして、決定的なことはこれはドクターヘリの活躍を描いたものではないということ。
ドクターヘリはただの乗り物であり、フェロー達にとっての「フライトドクターになる」という目標、権化として描かれている。
そしてプロデューサー、脚本家はヘリが嫌いなのではないかと思う程、ヘリコプターを魅力的に描き切れていない。
自分なら、もっとこんな風に撮るのに・・等、歯がゆい思いをしていた。
・・なので、シーズン2は観るのをやめた。

 シーズン3が始まると聞いた時も、いいや暗いし・・と観る気は起きなかった。
ところが「ヘリコプター」をキーワードにしてNEWSを検索していると、毎日コードブルーの情報がいやでも入るようになった。
前評判も上々・・
で、当初は観るつもりはなかったのだが、1回位観てみようと、チャンネルを合わせた。
観終わって、評価は変わった。
コードブルー、面白いじゃないの!

 第1話はそれぞれ自分の道を行き、救命から離れた主人公たちが救命に戻ってくるまでを描く。
非人間的だった山Pは人間臭くなっているし、ガッキーはチームリーダーとして凛とした表情に変わっている。
チームワークもばっちりでスピード感も良い。

 第2話は、山Pがフェローを鍛える為スパルタOJTを行う。
そのやり方を巡り、ガッキーと対立する場面もある。
山Pの患者を実験台としか思わない非人間的な考え方は変わらずで苦笑させられたが、彼なりの育て方、アメとムチの使い分けなど、人間的成長を感じさせる。

 今回登場するフェローは頼りなさすぎ、使えなさすぎとNETでも批判が相次いだとWebに掲載されていた。
しかし、今度のテーマは教わる立場から教える立場へ、とその両者の成長を描くという。
これからが期待というところだろう・・

 さて、今、働き方改革が叫ばれている。
仕事の効率を上げ、早く帰る目標を作る。これによりモチベーションが上がる。
・・ということで、月曜日は残業せず、早く家に帰って「コードブルー」を見る・・というのはいかがだろうか・・

                                                               2017/7/30






Back

Home

What's New

Introduction

Special

Photo Gallery

News/Info

Bar222
(Essay)

Link

All right reserved. Copyright(C) 2000, "Rotor Wind"