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日の丸アパッチ、見参!(速報)

 

 2006年3月16日、AH-64Dの初号機が報道陣に公開された。


AH-64D ロングボウ・アパッチ

 3月16日、陸上自衛隊明野駐屯地に於いて最新鋭戦闘ヘリコプター「AH-64D」ロングボウ・アパッチが報道関係者に公開された。

 AH-64アパッチは米国マクダネルダグラス社が開発した戦闘ヘリコプター。
今回導入されたのはその最新型であるAH-64Dで、通称はロングボウ。
AH-1Sの後継機として、対抗馬であるAH-1Zバイパーを打ち破り2001年に選定された。

 ローターマスト上に装備された帽子のような格好をしたレーダー(ロングボウ火器管制レーダー:これが通称の由来 ( longbow(強力な弓、長い弓の意味))で100以上の目標を同時に捕捉することが出来る他、複数の航空機や地上部隊と情報共有するデータリンクシステムなど、ハイテクを搭載している。

 現在生産は米ボーイング社に移っているが、我が国では富士重工業がライセンス生産を行っており、初号機は2005年12月に日本に到着。宇都宮の富士重工で組み立てられ、各種テストが繰り返された。
その後3月15日に宇都宮で自衛隊に引き渡され、翌16日に三重県へフェリー、明野駐屯地飛行実験隊で受け入れを行った。

 既に2号機も組み立てられており、平成19年末までに5機の導入が予定されている。
各種実験飛行や教育訓練飛行を行ったのち、戦闘部隊へ配備される予定。
 

 日の丸をつけたアパッチはまさに初見参! これから大いに話題をさらうことだろう。

2006年3月18日



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