HeliExpo2002のNEWSを配信しているRotorhubによれば、 ベルはJRXと呼ばれる機体のイラストを公表した。

　機体だけを見ると既にリリースされているベル407と大差ないように見えるが、背景をよく見るとバックにそびえる山々、眼下には大きくうねる川が描かれ、夕陽を浴びてフライトする機体の側面には407よりも大きく、ドアか窓か区別がつかないほど大型の透明ガラスが光っており、視界を重視した設計であることが見てとれる。
このことから、同サイトでは（これは観光（遊覧）市場向けの機体であると結論付けている。
但し、本機はあくまで概念を示したものに過ぎず、開発スケジュールや具体的なリリース日も明らかにされてはいないという。

　気になるJRXという名称だが、おそらくJRはJet Ranger の略で、Xは開発番号、 リリースされたあかつきにはJetRanger V (5）またはVI（6)という名称になると思われる。

　本ニュースは現在ベル社サイトのプレスリリースには掲載されておらず、詳細は後日判明することだろう。
Heli Expoは16日に終了したが、これから各メーカーサイトで色々なプレスリリースが掲載されると思われる。
当分各社のサイトから目がはなせなくなりそうである。

2002/02/17