EC130B4はAS350B3の派生型でEC120Bに似た大型キャノピーとドア及びスキッドを持ち、テールローターにEC135と同一のフェネストロンを採用した最新単発小型ヘリコプター。

　 同社ベストセラーのAS350と比較すると、胴体長はあまり変わらないものの、胴体幅は1.87mから2.03ｍに増え、キャビンは23％増。これにより 前席に３人が並列に座るという、今までにないコンフィギュレーションを実現。後席４人と合わせ計７人が登場可能。さらに詰めれば8人まで乗れる他、EMS仕様にも出来る。

　また350で定評のあるスターフレックスハブを継続採用、B3と同じハイパワーでFADEC(Full-Authority Digital Engine Control)装備のアリエル2Bエンジン(847shp)を搭載。
フライト時の騒音値は83.4dbでICAOの基準よりより7db低く、広いキャビンと、このクラストップの低騒音を売り物にしてる。

　EC130B4は2000年12月にJAAとFAAのTCを取得したばかりの文字通り最新鋭機。
ローンチカスタマーはBlue Hawaiian Helicopters で、春から４機の引き渡しが行われる見込み。
一般ユーザへのデリバリーは2001年9月を予定しており、既にサポート拠点がAmerican Eurocopter社に置かれている。

以上、参考　Eurocopter Press release

2001/02/17