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阪神タイガースヘリコプター就航!

 2007年2月13日、阪神タイガースヘリコプターがお目見えした。


阪神タイガースヘリコプター JA9636 アエロスパシアルAS355F1 阪急航空(株)
「おそらのさんぽ」様より写真借用)

 2007年2月13日(火)、大阪の八尾空港で「阪神タイガースヘリコプター」が報道陣に公開された。
この注目のヘリコプターは阪急航空(株)のアエロスパシアルAS355F1(JA9636)で、阪神タイガースのユニフォームの縞模様に球団ロゴやキャラクターのラッキーとトラッキーなどが描かれている。この模様は各新聞に掲載された他、同日地元のテレビ局のニュースとして流された。

 更に翌14日にはNHK朝の「ピックアップ日本」で全国放送され、一般に知れ渡るようになった。この中で阪急航空(株)の奥田社長はNHKのインタビューに対して、阪神タイガースのハッピ姿で「阪急グループも阪神グループも一つや・・という一体感を持たそうと、そういうところからこういう企画をさせて頂いた。阪神タイガースヘリに乗って阪神タイガースを応援に行こう!と、ぜひともご利用頂きたいと思います。」と語っている。
この言葉からも分かるように、これは2006年10月の阪急ホールディングスと阪神電鉄の経営統合に伴う事業連携の一環として実現したもの。発案は熱狂的なタイガースファンの社員という。

 運航期間は2008年2月12日までの1年間。貸し切り形態で、料金は利用者4人まで(MAX)で八尾〜甲子園球場の遊覧が42,000円の他、阪神タイガースがキャンプをしている高知県の安芸までの応援ツアーコースもある。
トラのヘリに乗って球場上空から応援、阪神ファンにはまさに夢のフライトと言えよう。

 本ニュースは阪急航空(株)のオフィシャルサイトで「何かある?」と思わせぶりな予告があったが、秘密のベールを脱いだ今は大々的に特集が組まれており、「阪神タイガースヘリコプター」が誕生するまでの過程が公開されている。ここには同社のスタンダードカラーである黄色の機体をまず真っ白に塗装し直し、そこにラッピングしてゆく様子が豊富な写真とコメント(写真にマウスを乗せると表示される)と共に掲載されており、実に興味深い。

 このような特別カラーは版権などの関係から通常はキャンペーン期間のみで、長くても数ヶ月で消えてしまうが、今回は「ご本家」であり期間限定でも1年間というロング企画が実現した。

 また、阪神タイガースの成績により各種フライトが増えてゆくという計画もあるようで、ますます楽しみである。
これからのヘリコプター業界を大いに盛り上げてくれるだろう。


コメント

 久しぶりのビッグニュース!ヘリコプターファンにとっては、1日早いバレンタインのプレゼント(?)とも言え、実にうれしい限りです。

 ユニフォームをまとったヘリコプターはまさに空飛ぶ宣伝塔、もっとスポーツ業界にあっても良いと思うのですが・・この企画に触発された各球団が自前のヘリをこぞって作り、日本シリースでは球場上空で夢の競演・・なんてことになれば面白いですね。




 尚、写真は「おそらのさんぽ」様から借用いたしました。
同サイトには「阪神タイガースヘリコプター」の写真がたくさん掲載されています。是非ご覧ください。
本写真の使用に関してご快諾して頂きました「おそらのさんぽ」様にこの場を借りまして御礼申し上げます。

2007年2月17日



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