海上保安庁の観閲式と総合訓練が5月29日（土）、30日（日）の両日、東京湾の羽田沖で行われ、巡視艇、海上自衛隊の護衛艦など計71隻と航空機15機が参加した。
（昨年、新型肺炎(SARS)の影響で参加を辞退した中国海事局の船舶「海巡(HAIXUN)21」も初めて参加）

　今回は、大量破壊兵器輸送船の取り締まり訓練を初めて披露。
容疑船に対しヘリコプターから発煙筒を投下して進路を妨害、接舷した巡視艇から防護服を着た特殊隊員が拳銃を手に乗り込み、捜索、ドクロマークのついた大量破壊兵器と思われる箱を発見。
また、海上の遭難者をヘリコプターで吊り上げ救助したり、炎上した船の消火、油の防除など、迫真の訓練が次々に披露され、招待・公募4000人の観客からは盛んに歓声が上がっていた。

2004/06/19　初回掲載

コメント　

　本、観閲式及び総合訓練ダイジェストが「海上保安庁ホームページ」のトピックスに掲載されています。
参加、受閲の全艦船、航空機名が載っている他、豊富な写真で訓練詳細が紹介されており、必見です。
また、キッズコーナーには海上保安庁マスコットの「うみまる」くんと「うーみん」ちゃんも居ます。
是非ご覧下さい。（下記をクリックすれば見られます）

　　◆　海上保安庁ホームページ

　また、余談ですが、映画「海猿　ウミザル」が公開中です。
海難事故のの最前線で活躍する潜水士を主人公にしたもので、「トップガン」の海上保安庁版とも言える作品です。 海上保安庁全面協力の下に撮影、本物の巡視船やヘリコプターが登場というから期待出来そうです。
この夏、海上保安庁ファンが更に増えるかも知れません。

2004/06/27　画像及びコメント追加