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MCH-101、防衛庁に納入!(速報)

 

 2006年3月3日、MCH-101の初号機が防衛庁に納入された。


MCH-101 (2004国際航空宇宙展にて)

  MCH-101はEH101に日本独自の改修を加えた、3発大型ヘリコプター。
海上自衛隊の主力掃海ヘリコプターMH53Eの後継機として選定され、2003年に採用が正式決定、2005年夏にイギリスより輸入、川崎重工にて改修工事が施された。2006年1月には飛行を開始、3月末までに納入予定とされていたが、遂に3月3日、防衛庁に納入された。

 調達計画は全部で14機となっており、内訳はMCH-101×11機とCH-101×3機。
CH-101は輸送型で、南極観測隊の輸送ヘリS61Aの後継機として砕氷船「しらせ」に搭載される予定。

CH-101 「しらせ」搭載型

 特徴は3発という高い安全性と、ハイパワー。スプーンのような独特の翼端形状を持ったローターブレードによる騒音低減と空力特性の向上、最新のアビオニクスなど最新のテクノロジーを持ち、MH53Eより1回り小さいながら、それに匹敵するパワーを持つ またローターブレードおよびテール部全自動折り畳み機能を装備している為、艦上での運用性も優れている。

 我が国では警視庁がEH-101民間型を採用し活躍中だが、艦載型は本邦初。
1年間試験を実施し、その後2006年度には部隊に引き渡されるという。
今からその雄姿を見るのが楽しみである。

2006年3月11日



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