News/Information

(Japanese Text Only)

 世界初の一人乗りヘリコプター「GENH−4」
(通称・タケコプター)

 

 「「1人乗りヘリ登場」というタイトルで、4/26付の読売新聞夕刊に掲載されていました。」
「仕組み等何かと興味をある人もいるかと思い連絡しました。」
とのメールを読者の方から頂きましたので、調査結果を写真と共に掲載致します。


  製作したのは長野県松本市のエンジニアリングシステム(株)という会社。
同社は産業用自動化機械設備等を手がけ、航空機用超小型エンジン・部品の設計製作を行っている。

方式はテールローターを持たない二重反転ローターで、上下に配した 直径約4mのローターブレード2枚をそれぞれ反対向きに回転させ、
トルクをうち消す。(この方式はロシアのヘリ 、カモフKa26,Ka50等が採用)

同社が開発した 超軽量のエンジン(GEN125)を4基積み、2つのローターの回転数の差で速度と姿勢を決め、コント ロールバーを手で操作し
進行方向をコントロールするが、操縦は非常に簡単という。
平均速度は60km/hで、搭乗者制限は体重75kgまで。
99年7月末のアメリカの航空ショー(エアベンチャー99)にて披露、10時間以上の飛行実績がある。

価格は1セット3万ドル。
アメリカで6月からレジャー用に組み立てキット方式で発売するが、インターネットなどを通じ た問い合わせが相次いでいるという。

残念ながら日本では航空機としての許可が下りていないため、当面は販売しない。

詳細は同社ホームページ(英語) をご覧下さい。

エンジニアリングシステム(株)ホームページ

 

下記の写真は3月に行われた東京エアロスペース(TA2000)にも出展された時のもの。


(共軸二重反転型一人乗りヘリコプター GEN H-4 通称:タケコプター)
 (Counter-roatating one-man helicopter GEN H-4 photo by S.Saito)


 以上、読者の方から情報を頂き、編集部でコメントを加筆させて頂きました。

尚、加筆に当たり読売新聞より一部引用(抜粋)させて頂きました。

Rotor Windでは、皆様からの情報をお待ちしております。
情報をお持ちの方は下記までメールを頂ければ幸いです。
(尚、匿名希望の場合はその旨、ご明記下さい)

rwind@sa.uno.ne.jp

2000/5/3


Back

 

Home

What's New

Introduction

Special

Photo Gallery

News/Info

Bar222
(Essay)

Link

All right reserved. Copyright(C) 2000, "Rotor Wind"