(Japanese Text Only)


平成14年東京消防庁出初式実施

 

1月6日、平成14年東京消防庁出初式が江東区の東京ビッグサイト多目的広場で行われた。

編隊前列 AS365N2ちどり(左)とAS365N1かもめ(右)
 
編隊後列 AS332L1ゆりかもめ
 
編隊後列 AS332L1ひばり


 これは毎年6日に開催されるもので、今回は同庁職員ら約2,500人(ボランティア含む)と、消防車140台、それに消防ヘリコプター4機などが参加、 部隊分列行進や江戸消防記念会による伝統の木遣りや梯子乗りなどが披露された。

 
梯子乗り演技   大技:肝つぶし


 当日は若干風が強かったものの雲一つない快晴、また日曜日とあって人出も多く 雛壇式の観客席はどこも満席、立ち見席にも人があふれる状態で、多くの家族連れがビデオやカメラを片手に新春恒例の行事を楽しんだ。

 ヘリコプターの訓練内容は以下の通り。

1
機械部隊分列行進上の4機による編隊飛行 AS365N1,N2,AS332L1×2
2
災害現場への医師派遣と負傷者搬送 AS332L1
3
雑居ビル上空からの救助 AS365N1,N2
4
フィナーレの編隊飛行 AS365N1,N2,AS332L1×2

特に今回は昨年9月に新宿歌舞伎町に於ける雑居ビル火災があっただけに、雑居ビルに見立てた建物からヘリコプターを使って負傷者を救助する訓練に注目が集まっていた。

 尚、今回の出初式にはアエロスパシアルAS332L1「ひばり」(JA119B)が初めて参加した。
これは東京消防庁が、リタイアした中型機のSA365N「ひばり」(JA9610)の更新機として昨年(2001年)6月に導入した大型機(シュペルピューマ)。
高規格担架をはじめ、さまざまな医療機器が装備され、救急医療ヘリコプターを表す「AIR AMBULANCE(エアアンビュランス)」という文字が機体横に大きく書かれている。
その他、衛星通信装置や、中型機の3倍の2,700リットルの容量を持つ空中消火タンクなどを装備、救急、消火に、とオールマイティーな活躍が期待できるヘリコプターである。

  同庁では3年前から国立病院東京災害医療センター、日本医科大学等の協力を得て、災害が起こった現場に医師を派遣することにしており、今回も訓練に医師が参加している。
今回、
ひばりは会場横に設けられた駐車場の臨時ヘリポートに医師を降ろし、災害現場から救助された人々を乗せて、病院へ急行する「空飛ぶ救急車」の姿を披露した。

 ひばりの詳細は東京消防庁のホームページに詳しく記載されているので、こちらを参照されたい

2002/02/13


Back

 

Home

What's New

Introduction

Special

Photo Gallery

News/Info

Bar222
(Essay)

Link

All right reserved. Copyright(C) 2000, "Rotor Wind"