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5月14日(日)陸上自衛隊北宇都宮駐屯地に於いて、第27回記念祭が行われた。 前日の栃木県地方は大気が不安定で大雨が降るなど、関係者をやきもきさせたが予定通り開催され、当日は雲は多かったものの時折青空も出て、大勢の観客が初夏の祭りを楽しんだ。 ここでの呼び物は記念式典の為に一斉離陸する数十機のヘリコプター。 OH-1はObservation Helicopterの名前から分かるように主任務は観測だが、実はループ(宙返り)や、高速から瞬時に停止したり、ホバリングからの後方ループ(機首を持ち上げ後ろへひっくり返りながらの後ろ宙返り)、降下角80度ダイブ(真っ逆様に急降下)など、戦闘ヘリ並の機動が可能である。
その後UH-60JAも途中から飛来。 その後災害派遣訓練に移り、数機のヘリが患者搬送や消火活動などを披露。 地上展示も栃木県警のBK117C-1をはじめ、ロビンソンR22,R44などの民間ヘリ5機が並べられ た。 毎年来ている人の話では、「今年は天候が悪く中止と思った人が多いせいか、 いつもより人数が少ない」とのことだったが、それでも滑走路前は入るスキも ないほど多くの観客で埋め尽くされ、OH-6によるアクロバットチーム「スカイホーネット」が描く虹色のスモークに歓声を上げていた。 (尚、同祭ではFA200やLR-2による固定翼機のデモも行われたが、割愛させて頂いた)
2000/5/20 |
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