(Japanese Text Only)


米軍厚木基地祭WING 2001開催

 

 7月28、29日、神奈川県厚木市の米軍厚木基地で恒例の基地祭「WING 2001」が開かれた。


SH-60F NF610 (US NAVY HS-14 Chagers)

 海軍機マニア必見の航空祭として知られる同基地祭だが、ここ数年、企業がスポンサーとなり戦闘機が派手に飛び回るフライトショーへと変貌、全国各地からマニアが押し寄せ、超満員の活況という盛り上がりを見せた。その一方で地元からは騒音苦情や事故を懸念する声も上がり、フライト中止が求められており、 このような経緯から今年は地域住民へ配慮し、フライトの一切ない、“静かな基地祭”となった。
フライト中止の件は事前に航空誌などで報道されており、熱狂的なマニアが敬遠した為か入場者数は少なく、いささか寂しい催しとなった。

  展示機は、米海軍の戦闘機他、輸送機、対潜哨戒機などがズラリと並んだが、ヘリコプターのみに目を向けると、 自衛隊機では、海上自衛隊厚木救難飛行隊のUH-60Jをはじめ、SH-60J、HSS-2Bが、航空自衛隊からはUH-60J,CH-47J,KV-107が展示された。

また、米海兵隊からはAH-1Wスーパーコブラ(普天間より)、陸軍からはUH-60Aブラックホーク(座間より)が展示された。

 ここでの見物は司令官に敬意を表して特別塗装を施した、CAG機と呼ばれる機体が展示されることであり、尾翼にカラフルな塗装を施した戦闘機が並んだが、ヘリコプターでも下記2機が見られた。

(1)HS-14 Chagers(第14ヘリコプター飛行隊)所属、SH-60Fオーシャンーホーク
  テールブームに勇ましい鷲を描いたもの
(<- Click)

(2)HSL-51 Warlords(第51対潜ヘリコプター飛行中隊ウォーローズ)所属 SH-60Bシーホーク
  テールブームに日章旗と侍を描いたもの、水平尾翼には目も描かれている。
(<- Click)

 尚、残念ながら、民間ヘリコプターは1機も展示されなかった。
また、ヘリコプターではないが、高高度偵察スパイ機、ロッキードU2Sも展示された。

  以上、地元住民と基地との共存の中で行われた、今年のWING 2001。
さて、来年はどうなるか、非常に気になるところである。

2001/07/29


 基地祭では、お目当ての機体を撮影するだけでなく、のんびりとアメリカの雰囲気を味わい、各部隊のお店を覗いてみるのも、もう一つの楽しみといるでしょう。
ここでは、当日売られていたパッチ等「コレクターズアイテム?」の写真を掲載してみました。(<- Click)

2001/08/11



Back

Home

What's New

Introduction

Special

Photo Gallery

News/Info

Bar222
(Essay)

Link

All right reserved. Copyright(C) 2000, "Rotor Wind"