海自厚木基地ちびっ子ヤング大会2008開催 


USH-60K  (左奥はSH-60J)

 海上自衛隊厚木基地でちびっ子ヤング大会2008が行われた。

 2008年 5月11(日)、海上自衛隊厚木航空基地においてチビッコヤング大会(通称:ちびヤン)が行われた。

これは大和市民祭りに合わせて毎年開催されるもので、当日は海上自衛隊厚木基地の東側エプロンが開放され、同基地所属の航空機と米軍のヘリコプターの全7機が展示された。

当日はあいにくの雨であったが、それでも大勢のの家族連れで賑わい、感心の高さを伺わせた。

<展示されたヘリコプターは下記の通り>
 ・USH-60K 51航空隊
 ・SH-60J  51航空隊
 ・SH-60B  米軍 HSL-51

このUSH-60Kは、まさに「ここでしか見られない厚木の目玉」と言える機体である。
同機は試作機XSH-60Kの1号機として生まれたが、その後テストベッド機へと転用、名称もUSH-60Kと改められた。

昨年のちびヤンで展示され話題を呼んだが、今年は機首に大型のピトー管を装備、XSH-60K時代を彷彿とさせる姿で登場した。
このピトー管、、51空の方の話によると「取り付けは簡単そうに見えますが、機首下部のレーダードームを貫通して取り付けられており、レーダーを下ろしたり、その他でかなり手間が掛かります。6月にフライトテストがある為、5月連休中に三日掛かりで作業しました。最近はこれを装備した姿が公開されることは先ずないので、是非カメラに収めていってください。」とのことだった。



USH-60K

手前から60J,K,B

SH-60J

H-60B(HSL-51)


 当日は時折強い雨となり、フライト展示はなかったが、雨の為、いつもは人が群がっていて全景を撮影できない機体が(雨にさえ負けなければ)、全景を撮り放題という利点もあり、結構楽しめた。

また、筆者が帰ってからの話だが、夕方近くには艦載機が帰投するなど思わぬハプニングもあり、NAVYマニアにとっても楽しめたちびヤンだったとのことである。

次回は晴天であることを願いたい。
                                                    2008/6/30

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