岩国フレンドシップデー2017 地上展示篇

 ・注目の3機

  航空ファンにとっての今回注目すべき機体はこの3機!

先ずは MV-22 オスプレイ


MV-22 オスプレイ

 今回展示されたのは沖縄県普天間基地所属の米海兵隊 第262中型ティルトローター飛行隊“Flying Tigers”所属機「ET44」。この機体は隊長機で、尾翼には虎の絵が描かれており、右はリアル系、左側は葉巻を咥えたコミカルなものと、左右異なるデザインとなっている。(昨年も同じ機体が展示された)

垂直尾翼(左側)   垂直尾翼(右側)

 機体内部も解放されており、観客の列が出来ていた。
キャビン内は想像していたより狭く、各メカや配管が剥き出し状態、天井は低く、頭が当たってしまい、立っては歩けない。背の高い米兵なら頭をぶつけてしまうだろう。
MH-53やEH-101は立って歩けるが、MV-22がこんなに低いとは思わず、ちょっとした驚きであった。

 内部の写真撮影に関しては昨年はNGだったと聞いているが、今年はキャビン内はOK、コクピットはNGで、コクピットには日本語で「ここに写真はありません」と書かれた注意書きが貼ってあった。
おそらく撮影禁止・・と書きたかったのだと思うが・・


オスプレイの内部

人気度は今回初展示のF-35Bに譲るとはいえ、終日黒山の人だかりとなっていた。



 そして、今回の最大の注目機は、このF-35B


F-35B
 小サイトはヘリコプターのサイトなのであまり戦闘機は扱わないが、この機体は別格。
これ見たさにはるばる岩国までやってきた航空ファンは数え切れないだろう。
米軍基地での展示は機体の周りにロープは張られず、機体に触りたい放題だが、この機体だけはさすがに周囲に柵が設けられていた。
 今回はそのおかげで360度自由な角度から撮影することが出来た。


< スライドショー (正面表示の5秒後に各角度の画像が2秒間表示されます) >



 そして、3機目は目立たないがこの機体。ブライトリングのDC-3である。


ブライトリング DC-3

 ブライトリング社は航空ファンなら誰でも知っている航空時計のメーカーとして有名。
製造されてから77年を迎えるという老朽機ながら今尚現役で、「空飛ぶ文化遺産」とも評される。
この77周年を機にワールドツアーを開始し日本には熊本〜神戸〜福島に寄航。その途中で岩国に展示された。
この偉業をたたえ、暖かい眼差しで彼女を迎える大勢のカメラマンが見られた。





2017/5/7 初稿 / 2017/5/21記事追加  5/28写真追加



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