岩国フレンドシップデー2017 地上展示篇

 ・MH-53E  Sea Dragon


MH-53E と MH-14のクルー 何気ない仕草が実に決まっている

 今回展示されたのは米国バージニア州 ノーフォークに本拠を置く米海軍 MH-14(第14掃海ヘリ飛行隊)の
“Vanguard”所属機「BJ542」。
スポンソンには同隊のシンボルマークである馬とVANGUARDの文字が描かれている。
Vanguardは馬の名前ではなく、「先鋒、前衛」を意味する。



MH-53EはCH-53の派生型で、エンジンを3基搭載、7枚のローターブレードを備えた西側最大のヘリコプターである。
この角度からはフロートを兼ねた大型のスポンソン、機首下面から左右に張り出したバックミラー、傾斜した垂直尾翼など、掃海に適した装備を見ることが出来る。
海上自衛隊でも同機を運用していたが、全機退役しもう姿を見ることは出来ない。しかし、この海軍の機体は現役で、ここ岩国でその雄姿を見ることが出来た。



電車一両程もある全長と巨大なスポンソンが目を引く


 機体内部も解放されており、観客の列が出来ていた。
キャビン内は各メカや配管が剥き出し状態で、ここに観客が寿司詰め状態となるが、天井は高く、立って歩ける。

 内部の写真撮影に関しては問題なく、コクピットのコパイ席にも座ることが出来る。パイロット席にはHM-14の美人クルーが座っており、コクピットの撮影可否を尋ねる観客に対して、"Sure No problem"とにこやかに対応していた。










2017/6/9 初稿



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