「出雲縁結び空港「空の日まつり 2013」開催 (Part 2)

Part 2


島根県防災ヘリコプター JA32AR 川崎BK117C-2 はくちょう

島根県防災航空隊 川崎BK117C-2 はくちょう

 「はくちょう」はここ出雲空港に常駐、登録記号はJA32AR。32は島根県の番号を、ARはAir Rescueを表す。
愛称の「はくちょう」は県の鳥にちなんだもので一般公募により名づけられた。
本機は2013年2月に運用開始したばかりの最新鋭機で、全国の消防防災ヘリコプターのBK117C-2としても最新の機体である。
初代はJA6723 川崎BK117B-2、1994年(平成6年)から活躍してきたが老朽化の為2013年1月に引退。「はくちょう」の愛称は2代目に引き継がれている。

機体は防災航空隊前のエプロンに展示されていたが、ハンガーも一般開放され、多くの見学者が訪れていた。


島根県防災航空隊のハンガー


装備や服などが展示


初代、二代目の機体の模型も展示されていた

初代のパッチ 現在のパッチ
(これは一つ前のもので、デザインは同じだが現在は二代目のJA32ARのものが使用されている)


島根県防災航空隊の方が着ているTシャツ
(隊員の方にお願いして撮らせて頂いたが、勿論非売品・・)


 
 「はくちょう」は地上展示だけではなく午前(9:30〜)と午後(13:45〜)の2回、救難デモを見せてくれた。

若干風が強かったものの、上空にピタリと静止し、ラペリング降下とホイスト降下による救助デモンストレーションを披露。これには島根県のご当地キャラクターである、しまねっこも応援に駆けつけ、お見送りとお出迎えを担当。この思わぬ珍客に家族連れから歓声が上がっていた。


いよいよ離陸!


上空へ舞い上がり機首下げ姿勢で増速し、周回飛行へ


救助ポイントに到着 ラペリング降下開始


隊員がラペリング降下


次にホイストで隊員が降下


ホイストマンが見事にホイストを操る


要救助者を救助 機内へ収容し、デモ完了


「おつかれさまでした」 島根県ゆるキャラ しまねっこがお出迎えの中、着陸


しまねっこが愛嬌をふりまく 場内からはカーワイイーの歓声が・・




コメント

 しまねっこが登場した時、もしかして、しまねっこを吊り上げてデモするのか?と一瞬思ってしまいました。
勿論、勘違いでしたが、ご当地キャラクターを消防防災ヘリコプターで救助するというアイデアはいかがでしょうか?

海上保安庁観閲式のフェアウェル(お別れ飛行)の際、救助隊員の方がご当地キャラクターの仮装で機内から手を振り観客の前を通過するというシーンがあります。

Part1でも述べましたが、展示機を並べるだけでなく、「動的なもの」もとりいれれば航空イベントはぐっと盛り上がります。
空の日のイベントでご当地キャラクターの吊り上げデモを行えば案外うけるかも知れません。
全国の「空の日実行委員会」の方々、是非ご検討をお願い致します。

でも、ゆるキャラは皆頭が大きいのでぶら下がることは出来ても機内収容まではちょっと難しいかもしれませんね。
2014/05/14 Part 2 初稿



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