陸上自衛隊 霞ヶ浦駐屯地 航空学校霞ヶ浦校創立50周年記念行事実施 


編隊飛行に向け離陸するAH-64DとUH-1J

 2010年4月11日(日)、茨城県土浦市の陸上自衛隊霞ヶ浦駐屯地において 航空学校霞ヶ浦校の創立50周年記念行事が行われた。

ここでの行事は毎年5月中旬に行われるが、今年は航空学校霞ヶ浦校の創立50周年に当たり特別に4月に実施された。通常は午前中は駐屯地側、午後に飛行場地区が開放されるが、今年は7年ぶりに午前中から飛行場地区が開放された。当初天気予報では曇りだったが、午前中は快晴となり、気温も23度まで上昇、絶好の航空祭日和となった。また桜も満開でお花見としても最高の一日となった。

霞ヶ浦といえば陸上自衛隊の航空操縦学生を養成していることで有名。またAH-64Dロングボウアパッチが2機揃って見られるのはここだけとあり、地元だけではなく遠方からも航空ファンが詰め掛けた。

10:30には百里からF-15×3機の編隊が上空を通過。11時頃から編隊飛行が始まり、OH-6、UH-1J、AH-1S、OH-1、UH-60J、AH-64D、CH-47の7機が傘型体系で上空を通過、その後、OH-1、UH-60J、AH-64Dがソロでデモを見せた後、3機で編隊を組みフライトを見せた。特にAH-64Dの機動は迫力があり、正に空飛ぶ重戦車!で他を圧倒した。



爆音を響かせ観客の前を通過するAH-64D


急旋回して攻撃態勢をとるAH-64D


来賓者席前にてホバリングするAH-64D



 地上展示では、陸上自衛隊所有機各機と海上自衛隊のSH-60Kが展示されたが、残念ながら同航空学校50周年記念塗装機はなかった。


地上展示された2機目のAH-64D

コメント

 どうしてもアパッチのフライトが見たくて出掛けました。ここは終日逆光で撮影には不向きと聞いていましたが、予報では曇りなので大丈夫だろうと思っていたのですが、ちょうどフライトの頃に快晴となり、モロに逆光となってしまいました。それでも逆光の中に浮かび上がるアパッチはかえって凄みが増したように見えました。

尚、5月16日(日)には「関東補給処創立12周年記念及び霞ヶ浦駐屯地開設57周年記念行事」が開催される予定ですので、皆様も出掛けられてはいかがでしょうか?
但し、同駐屯地のHPには「飛行展示(OH-1・AH-64又はAH-1S)」とあり、確実にAH-64Dのフライトが見られるかどうかは分かりませんので、ご注意下さい。 

                                                   2010/5/1

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