空の日2008 羽田旧整備場地区で航空機展示会実施
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(左:JA6685 アエロスパシアルAS332L1 スーパーピューマ 海上保安庁 「わかたか」
右:JA20MP ユーロコプターEC135T1 毎日新聞社 「レインボー」 ・・目玉に注目!)
2008年9月7日(日)、羽田旧整備場地区で航空機展示会が行われた。 これは9月20日の「空の日」にちなみ毎年この時期に行われるもので、航空局飛行検査機や海上保安庁・新聞社等の航空機が展示される。 今年は(2008年)は昨年と同じく航空局(JCAB)の機体がメインで、ガルフストリームやサーブ2000、退役したYS-11等がエプロンに並べられたが、ヘリコプターの展示は毎日新聞社のEC135「レインボー」と海上保安庁のAS332L1だけであった。 |
航空局(JCAB) 管制保安部運用課の飛行検査用の機体であるBD-700、YS-11、SAAB2000、GVI、DHC-8がエプロンにズラリと並べられた。昨年はYS-11のJA8709と8720とが入れ替わりで展示されたが、今回は後者1機のみの展示であった。 また、YS-11以外は子供と保護者のみが機内見学出来るというサービスを実施。機内の空調機を入れる為、APU(補助動力装置)を作動、キーンという金属音がエプロンにこだまし、まさに「飛行場に居る」という雰囲気を味合わせてくれた。 |
海上保安庁 昨年(2007)は船舶の転覆事故が発生、アクチュアル(出動)というハプニングがあり、目の前でAS332L1の離着陸が見られたが、今回も訓練中(?)のAS332L1の離発着とガルフストリームのタキシングを見ることが出来た。またエプロンには現役のYS-11が並び、新旧の捜索機を見ることが出来た。また「海猿」人気は衰えず、テントの周りには特に女性の姿が多く見られた。 |
新聞社 毎日新聞社のEC135「レインボー」と産経新聞社のセスナサイテーション501「オーロラ」(固定翼機)が展示された。 このEC135のサンバイザーには「目玉」が着いていて、ユーモラスな姿が家族連れに受けていた。また毎日新聞社は2007年2月21日に創刊135年を向かえた。「この機体の名前と偶然一緒になったんですよ」と整備の方が笑っていたのが印象的である。 また、読売新聞社のセスナ560Vアンコール「みらい」が取材の為、エンジンスタート、目の前をタキシングする姿も見られたが、各社のヘリコプターはハンガー内にチラリと姿を認めることは出来たものの、出動することはなかった。 |
外来機 オーストリアと香港のコーポレートビジネスジェット機がエプロンの奥の方に駐機していた。 普段見られない機体とあって、飛行機マニアが盛んに望遠レンズを向けていた。 |
コメント 今年は大気が不安定で突然ゲリラ的な雷が発生、豪雨に見舞われるなど変動の激しい天気が続きました。9月7日も予報では曇りのち雨でしたので、羽田行きを見合わせた方も居ると聞きます。しかしながら当日は快晴に恵まれ、32度の猛暑となりました。10:00に入場し、12:20頃に引き上げましたが、油断してすっかり日焼けし腕が真っ赤になってしまいました。しかしその後夕方には雷が発生、豪雨となりました。やはり異常気象なのでしょうか? この展示会、あまり有名ではありませんがスタティック(静的展示)でありながら、APUの音が聞けたり、タキシングが見られるなどダイナミック(動的)な雰囲気も味わえる、なかなか面白い催しだと思います。来年はヘリコプターの展示が増えてくれることを祈りたいと思います。 2008/09/13 |
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