警視庁 水難救助展示訓練実施! 


ベル412からダイバーが海中へダイブ!

 2010年5月4(火)、船の科学館前にて警視庁による水難救助訓練が披露された。

 これは例年5月に開催される「World Sea World」のイベントの中で実施されたもので、5/2には消防庁、5/3には海上保安庁、本日5/4は警視庁の水難人命救助展示訓練が披露された。

 訓練水域は船の科学館前の宗谷と羊蹄丸の中間海域で、ヘリコプター救難はその延長線上の沖に設定されている。

<訓練内容は下記の通り>
 警視庁の水上艇がサイレンを鳴らして航行する中、警視庁ベル412おおとり6号が飛来、そのまま海面近くまで降下。強烈なダウンウォッシュで水煙が上がる中ダイバー2名が水中へ飛び込む。機はダウンウォッシュが救難作業の妨げになるのを防ぐため、高度を上げてすぐにその場を離脱。機内で次のステップへの準備に入りながら上空を旋回する。
海中に入ったダイバーは漂流している要救助者を確保。その後おおとりが再び到着しホイストでダイバー(3人目の隊員)を降ろす。ダイバーは要救助者を抱きかかえ救助、機はホバリングしながらホイストのスリングを巻き上げ救助者を機内へ収容。その後大きく右旋回し会場へご挨拶を行った後、基地へと帰投した。



2人目のダイバーがダイブ!


ホイストを使用し3人目のダイバーが降下


要救助者を吊り上げる   (右)2名のダイバーは海中でその様子を見守る


海中に残ったダイバーの帰還支援に駆けつける水上艇

 コメント

 警視庁のヘリコプターを海上で撮影できるチャンスは、そうありません。
逆光、水煙で機体が鮮明に写らないなど、撮影条件はよくありませんが、何とか撮影してまいりました。その迫力を少しでも伝えられたら幸いです。

                                                  2010/5/5

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