米軍横田基地フレンドシップデー開催 



お馴染みの展示機 UH-1N (US AIR FORCE)

 2002年8月24日(土),25(日)、米軍横田基地において、日米親善フレンドシップデーが行われた。

 今回のこの催しは昨年9月11日の米国同時多発テロ後、初めてのフレンドシップデーであり、一次は開催が危ぶまれたが、警備を強化する等して、今年は例年通り開催の運びとなった。


騒音問題から「飛ばない横田」が定着した感のある同基地祭だが、フライトはC130輸送機によるパラシュート降下と、UH-1Nヘリによるフライトのみ。しかしもヘリコプターの展示に関してはここ2年程見られたMH-53J等の目玉はなく、少々寂しいものであった。

2002/08/25(速報版)


SH-60B(米海軍)
HH-60G(米空軍)
出展機一覧
No 機種 所属 シリアル コメント 展示状況
1 UH-1N 米空軍 96645 機内右側に機銃装備 地上展示(触り放題)
2 SH-60B 米海軍 164817 TA16 HSL-51 Warlords(第51対潜ヘリコプター飛行中隊ウォーローズ)所 属 地上展示(触り放題)
3 HH-60G 米空軍 6402 機首に空中給油プローブ装備 地上展示(触り放題)
4 SH-60J 海上自衛隊 8284 121飛行隊  地上展示
5 UH-1N 米空軍 96639 数回飛行したが観客から注目度低し デモフライト

コメント

 横田基地は地上展示機の撮影には向きません。
米軍は気前がよく、機体は触り放題です。よって観客は機銃に触るは、ローターブレードにぶら下がるは、機首にはペタペタ触りまくるは、何をしてもおとがめなし。機体の周りはいつも黒山の人だかり・・・
人の入らない写真を撮るのは先ず不可能です。

以前は開門と同時にエプロン迄一気に走り、人が群がらない内に地上展示機を撮影しまくっていたことが懐かしく思い出されます。しかし今はそのような気力(体力?)はないので、午後から出掛けてお祭り気分を味わって参りました。

 真夏の日差しを避けてC141スターリフターの翼の影で涼をとったり、SH60Bのパイロットに話しかけたもののロービジカラー(ロービジビリティ:低視認性)の発音が通じなかったり・・ジャンクコーナーを漁って、思いがけなくドイツのEMSヘリのパッチを見つけたり・・
・・ あくせく写真を撮らず、のんびりとこんな体験が出来るのも、また横田の醍醐味かも知れません。

以上 2002/09/13 (加筆)



防災の日・追記  

 後日、9月1日(防災の日)、昨年(2001年)に引き続き横田基地で防災訓練が行われた。

今年は初めて福生市など周辺5市1町が参加、自衛隊のC-1輸送機で運ばれ来た医療物資を自治体の職員がワゴン車に積み替えて運ぶ訓練が行われた。
さらに練馬区から消防庁のドーファン2機で到着した怪我人を救急車に移して医療機関に運ぶ訓練も行われた

石原東京都知事はNHKのインタビューにこたえ、「日本で一番長い滑走路が空いているということを、こうした災害対策で使った時に、皆さんに認識してもらいたい。日米の共同使用でもっと生きてくるし、地域も変わる」と語っている。

これからの使い方が問われる横田基地、さて来年はどのように様変わりするのか、気になるところである。

2002/09/13



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