ドクターヘリ救急搬送レポート
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取材を終わって 今回の搬送との遭遇はまったくの偶然であった。 ローターを止め、駐機場に待機するドクターヘリは何の変哲もない鉄の塊のようにも見える。 今回の場合は先に救急車が到着しており、処置及びヘリへの搬入がスムーズに行われたと聞く。 処置が早ければ早いほど救命率は高まる。この処置に掛かるまでの時間をゴールデンアワーと呼び、非常に重要とされる。
このゴールデンアワーを重視した体制。これは素晴らしいことである。 この素晴らしいシステムの現場を是非多くの消防、救急、医療関係者に見て欲しいと思っていたところこんなこともあった。 今回は県内の消防局の特別救助隊の若い隊員数名が同病院で研修を受けており、この搬送現場に居合わせ、真剣な面もちで搬送を見守り、患者を収容した救急車についてセンターへ走って行った。
ドクターヘリは今年度中に7カ所に増え、5年後には30カ所に拡大と言われている。 また 現在の3社(朝日航洋、中日本航空、カワサキヘリコプタシステム)に加え、新規事業参入の会社も増え、既にドクターヘリ用の機体を発注した会社もある。 そんな際に心配されるのが事故だが・・ ヘリコプターは人命を救う・・ 2000/12/3 初稿 |
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