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[HPを作る行程]
 

HPの構造


HPを作りたいケド、そもそもHPってどうやってできてんの?

 HPを作る時、理解しておかなきゃいけない事が先ず2つある。
  1. HPはブラウザというソフトで観るが、ブラウザで作るワケではない。
  2. 1つのHPは1つのファイルで構成されているとは限らない
 どういう事かと言うと:

 1.に関しては、例えばWordの文書が作りたい時はWordを使うし、一太郎の文書が作りたい時は一太郎を使うだろう。でもHPは違うという事(何を使うかは後述)。

 2.に関しては、例えばWordの文書を作成すると、何ページ作ろうが、イラストを挿入しようが、最終的にできるのは1つのWordファイルだし、それは別にWordでなくても、一太郎もExcelもLotusもAccessもFileMakerも、大抵同じ事でアル。しかし、HPってのは、1ページ作るだけでも複数のファイルで構成される事があるという事。

 大ざっぱに説明すると、HPってのは以下のような構造になっている。

HPの構成図



 ご覧の通り、HPってのは、表示上ではたった1ページであっても、それを構成する要素は随分たくさんあるのダ。つまり、1ページ作るだけでも、色々なソフトで色々なパーツを作らなきゃいけないのでアル。とにかく、順番に各パーツを見ていこうか。
  1. テキスト:コレは、簡単に言うとメモ帳(Windows)やSimpleText(Mac)で作る文書の事。書体(フォント)は選べないし、文字のサイズも変更できない、太字斜体下線、どれもぜぇーんぶダメ、という、なんとも融通のきかない文書である。が、しかし、逆に言うとこれ以上ないぐらいシンプルなんでアル。だから、同じ文面でも、ワードパッドやWordや一太郎で作成した時よりデータ(情報)のサイズは劇的に小さいのでアル。
    HPを作る時は、このテキストファイルというのが基本になる。HP内の「文章」の部分(マウスで選択してコピー&ペーストできる部分でもある)や、HP内の画像の位置なんかを、このテキストファイルの中で指定するワケ。まぁ、次の章を見れば解ると思う。←と、言いながらまだ出来てないのだ。もう少し待ってくれぃ。
  2. 画像:コレは、デジカメで撮った画像だったり、スキャナーで取り込んだ画像だったり、ペイント等のグラフィックソフトを使って自分で書いた絵だったり


概念図等で使用されている用語の説明
(分かりやすさを優先したから「正確にはちょっと違う」事も書いている)

[ブラウザー、ブラウザ]:
Internet Explorer、Netscape Navigator、Mosaic、Lynx、等々、HPを見るためのソフトの総称。
[Application Software、アプリケーションソフトウェア]:
単にソフトとかアプリとか言う事もよくある。もの凄くよく使う言葉ではあるケド、初心者には結構取っ付きにくい概念のようだ。簡単に言うと、Word、Excel、Access、Lotus、特打、ポストペット、各種ゲーム、メモ帳、ペイント、駅すぱあと、一太郎、筆まめ、等々、「何か特定の目的に使う機能」とでも言おうか。乱暴な言い方をすれば、WindowsやMacOSの事を「基本ソフト」と呼ぶのに対して、残りのソフトは「応用ソフト(アプリ)」だという事になる。
[グラフィックソフト]:
画像を編集する(応用)ソフトの総称。簡単に言うと「お絵かきソフト」。Windowsには最初からペイントってのが付いてるし、パソコン屋に行けばもっと便利なのも売ってるから、それをインストールする事もできる。Corel Draw、Adobe Illustrator等々、お店には色々なグラフィックソフトが並んでる。
[インストール]:
コンピューターに、何か「機能を追加」したい時、その機能を「入れて」やらなきゃならないワケだが、その「入れる」作業の事を「インストール」と呼ぶ。直訳すると「設置」という事になる。コンピューターに何か「機能」を追加するには、特定の(コンピューター内の)場所(複数の場合もある)に特定の情報を「設置」してやらなきゃなんないのだ。


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