7000系(第28編成) 04S 急行
東急東横線 多摩川園 2018年5月4日撮影 |
7000系(第30編成) 08S 各停
東急東横線 自由が丘〜田園調布 2013年5月13日撮影 |
7000系(第1編成) D1471S
東武東上線 鶴瀬 2006年7月23日撮影 副都心線対応工事前 |
7000系(第32編成) D1323S
東武東上線 鶴瀬 2006年7月23日撮影 副都心線対応工事前 |
7000系(第17編成) 非冷房時代
東武東上線 川越市 |
1.概要
1974年(昭和49年)に有楽町線用として登場した車両です。 2.車体構造 車体は6000系をベースにした20mアルミ車体で、側扉は片側4カ所の両開き式です。 前面は西武鉄道乗り入れ時に優等列車に使用されることを考慮し種別窓を貫通扉上部に設けてます。 側窓は小さな2枚窓でしたが、3次車以降は大きな1段下降窓になりました。 1〜2次車は非冷房で登場しましたが、3〜4次車は冷房準備車、5次車以降は冷房を搭載して登場しています。 3.車内設備 座席はロングシートが採用されました。 4.主な機器類 制御装置はAVFチョッパ方式(更新前)で、主電動機は150kWの直流直巻動機を制御してます。(更新前) 5.主な履歴 1974年(昭和49年)より1次車として第1〜19編成(5両編成×19本)が製造されました。台車はFS-388形が採用されました。中間貫通部分はキノコ形です。 1980年(昭和55年)に2次車として第20編成(5両編成)が新富町延伸用に製造されました。1次車とほぼ同じ仕様です。 1983年(昭和58年)より3次車として第1〜20編成を10両編成にするための中間車と、地下鉄成増(旧営団成増)開業用として第21編成〜26編成が製造されました。台車はFS-515が採用されました。第21編成からは中間に通常幅の貫通扉が設けられました。 1987年(昭和62年)に4次車として東武東上線直通機器を搭載した第27編成が製造されました。 1988年(昭和63年)に5次車として第28〜32編成が新木場開業用に製造されました。当初より冷房搭載されました。 1989年(平成元年)に6次車として第33〜34編成。行き先方向幕にローマ字併記、車内自動放送、車内表示器、ドアチャイムが採用されました。 1994年(平成6年)より大規模修繕工事(B修工事)が1〜2次車対象に行われました。主に2段窓を1段下降式に改造してます。 1996年(平成8年)より大規模修繕工事(B修工事)の一環として、制御装置にIGBT-VVVFインバーター(3レベル)制御の採用と主電動機に160kWのかご形三相誘導電動機が採用されました。 1996年(平成8年)から2号車と9号車に車椅子スペース設置が始まりました。 1998年(平成10年)の新桜台〜練馬開業前に一部の編成の行き先表示器がLEDに変更されました。表示器が幕式の編成は西武乗り入れを行わないように区別されていましたが、2000年(平成12年)までに全ての編成がLED表示器に変更されました。 1999年(平成11年)より制御装置がIGBT-VVVFインバーター(2レベル)換装された編成が登場しました。 2003年(平成15年)より制御装置がPGセンサセレスベクトル制御方式で純電気ブレーキに対応した2ベクトル方式に換装された編成が登場しました。MT比率は5M5Tに変更されてます。ブレーキ方式がT車遅れ込め制御方式に変更されました。 2007年(平成19年)より副都心線対応工事が行われてます。主にワンマン運転対応に伴うATC装置導入、一部編成の8両化、ラインカラーの変更等が行われてます。8両化に伴い中間車30両が廃車されました。 2008年(平成20年)より10000系導入に伴い、副都心線未対応の10両編成の廃車が始まりました。 2009年(平成21年)より東急東横線乗り入れ対応のため、ATC-P、東急列車無線(SR)等が搭載されました。 2010年(平成22年)よりインドネシア国鉄へ10両編成×4本が譲渡されました。 |
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