3100系(3152F) 各停
今津線 仁川 2008年3月30日撮影

3100系(3152F) 各停
今津線 仁川 2008年3月30日撮影

3100系(3160F) 1162列車 各停
箕面線 石橋 2008年3月30日撮影

1.概要
 1964年(昭和39年)〜1967年(昭和42年)まで40両が製造されました。
 形式は3100形(M'c)、3600形(M)、3150形(Tc)、3650形(T)が用意されました。

2.車体構造
 車体は3000系とほぼ同じ、鋼製18m級の車体で片側に両開き式扉が3扉設けられてます。

3.車内設備
 座席はロングシートとなってます。

4.機器類
 制御装置は抵抗制御式で制御器はPE29A(登場時はMM-18A)が採用され、120kWの主電動機SE-535を制御してます。駆動装置には中空軸平行カルダン駆動式となり、ブレーキ方式は電磁直通ブレーキと発電ブレーキを組み合わせたHSC-Dが採用されました。

5.主な履歴
 1975年(昭和56年)〜1985年(昭和60年)にかけて冷房改造が行われました。
 1981年(昭和56年)に3152Fが阪急で初めて表字幕設置と前面改造を受けました。
 1986年(昭和61年)に支線への転属が始まりました。
 1995年(平成7年)に阪神・淡路大震災の被害を受け3109が廃車され、3022の主電動機を交換した上で3109に改番して編入されました。
 1996年(平成8年)に3156F×4両が能勢電鉄に譲渡されました。
 2018年(平成30年)9月、3000系に組み込まれていた中間車を最後に全車廃車されました。

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