7000形(7004) 723N
京成高砂 2006年11月5日撮影
7000形(7004) 1521N
四つ木〜京成立石 2007年3月4日撮影
 1979年(昭和54年)に北初富〜小室間開業に伴い製造された車両です。
 車体は外販のみをステンレスとしたスキンステンレス構造の18m車体で、片側に3カ所の両開き式扉が設けられてます。
 先頭形状が独特なスタイルとなり、「げんこつ」等と呼ばれました。
 都営地下鉄浅草線に乗り入れるためA-A基準を満たしています。
 登場時の編成は6両編成で下記の通りです。
 ←松戸・北初富
 7000(Tc)-7100(M)-7100(M)-7100(M)-7100(M)-7000(Tc)
 制御装置は界磁チョッパ制御が採用され、駆動装置はWN平行カルダンが採用されました。
 電動機は7101〜7104と7111〜7112がTDK-8640-A(東洋電機)、7113〜7114と7121〜7124がMB-3231-AC(三菱電機)が採用されました。
 台車は電動車はHS-101、制御車はHS-001が採用されました。
 中間電動車7100番台の奇数号車に下枠交差式パンタグラフが、偶数号車に電動発電機(CGL-350)が搭載されました。
 先頭車には電動空気圧縮機(C-2000M)が搭載されました。
 1991年(平成3年)に第U期線(京成高砂〜新鎌ヶ谷)開業に伴い、中間電動車を2両組み込み8両編成となりました。
 編成は下記の通りです。
 ←西馬込・羽田空港・高砂
 7000(Tc)-7100(M)-7100(M)-7200(M)-7200(M)-7100(M)-7100(M)-7000(Tc)
 増備車は側面窓が2段式となり、上段が開閉可能になってます。
 増備車の偶数号車に冷房等の補助電源装置としてSIV(BS483-B)が搭載されました。
 駆動装置はWN平行カルダンで、電動機はMB-3231-AC(三菱電機製)が採用されました。
 1992年(平成4年)には先頭車の電動車が行われました。
 編成は下記の通りです。
 ←西馬込・羽田空港・高砂
 7000(Mc)-7100(M)-7100(T)-7200(M)-7200(M)-7100(T)-7100(M)-7000(Mc)
 1993年(平成5年)に千葉ニュータウン寄り先頭車に京成3000形3300形から発生したC-1000形電動空気圧縮機を2台搭載しました。
 独特なスタイルで注目を浴びた車両でしたが、2007年(平成19年)3月に廃車されました。
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