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3300形(3328編成) 普通 13運用 1212列車
京成本線 京成小岩〜江戸川 2007年4月22日撮影 現在は4両編成になってます。 |
3300形(3356編成) 普通 B53運用 14B52列車
千葉線 幕張本郷 2009年7月5日撮影 青電塗装になった編成。 |
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3300形(3356編成) 普通 B53運用 17B52列車
京成本線 江戸川 2009年7月5日撮影 青電塗装になった編成。 |
3300形(3324編成) 普通 B53運用 12B53列車
千葉線 幕張本郷 2009年11月22日撮影 赤電塗装になった編成。 |
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3300形(3312編成) 普通 71運用 1270C列車
金町線 柴又〜金町 2009年9月23日撮影 ファイアオレンジになった編成。 |
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3300形(3344編成) 京成高砂
ファイアオレンジ未更新車 |
1.概要
1968年(昭和43年)〜1972年(昭和47年)にかけて東急車輌製造、日本車輌、汽車製造で54両が生産されましたが、3351、3352番は欠番となってます。 1次車は3301〜3316、2次車は3317〜3350、3353〜3356となってます。 3353〜3356は汽車製造最後の民鉄新造車両となりました。 外見、性能とも3200形の6連車に準じているが、車内の見付けが変更されています。 2.車体構造 車体は鋼製車体で、車体長は18,000mmとなってます。 乗降客出入り口は両開き式扉が片側3箇所設けられてます。 2次車以降は先頭部と側面に行き先種別表示装置が取り付けられました。 3.車内設備 座席はロングシートが採用されてます。 4.機器類 制御装置は抵抗制御が採用されました。 駆動装置、主電動機、台車は製造年と番号により下記のように分けられます。 ・1次車 3301〜3308 主電動機:MB-3097-C2(三菱電機)、駆動装置:WNカルダン駆動、台車:空気バネ台車(FS-361A:住友金属工業) 3309〜3316 主電動機:TDK-816-A1(東洋電機製造)、駆動装置:TDカルダン駆動、台車:空気バネ台車(KS-121A:汽車製造) ・2次車 3317〜3324、3335〜3350 主電動機:MB-3097-C2(三菱電機)、駆動装置:WNカルダン駆動、台車:金属バネ台車(FS-329D:住友金属工業) 3325〜3334、3353〜3356 主電動機:TDK-816-A1(東洋電機製造)、駆動装置:TDカルダン駆動、台車:金属バネ台車(KS-131:汽車製造) 2次車から台車は空気バネから金属バネに変更されたが、製造コストの低減と金属バネでも十分な振動性能が得られています。 5.主な履歴 1969年(昭和44年)に2次車が製造されました。 1980年(昭和55年)2月〜1982年(昭和57年)4月にかけて、他の鋼製車と同様に赤電塗装からファイアオレンジ1色へ塗装変更されました。 1984年(昭和59年)〜1987年(昭和62年)にかけて冷房化を実施しました。 1987年(昭和62年)に1次車に種別・行き先表示器が設置されました。 1989年(平成元年)〜1992年(平成4年)にかけて車体更新が行われ6両編成の中間運転台を撤去されました。同時に京浜急行に乗り入れる関係上、先頭台車が主電動機付き台車に変更されました。 1989年(平成元年)に3313〜3316がクロスシート試験車となり、1両ごとに異なる座席配置となりました。 1993年(平成5年)〜1995年(平成7年)にかけて現行標準色に変更されました。 1995年(平成7年)4月に3313〜3316がロングシートに戻されたが、試験的にバケットシートが採用された。 2001年(平成13年)よりK'SEI GROUPのロゴが入りました。 2003年(平成15年)1月23日に発生した踏切事故により、3329-3330が廃車されました。 2006年(平成18年)3月に3316編成と3308編成が北総鉄道へリースされ、7260形(7268編成)として運転開始されました。 2006年(平成18年)3月より、ATSを更新しC-ATSが搭載されました。1号形ATSはそのまま搭載されてます。 2007年(平成19年)11月より3000形の増備と老朽化により本格的な廃車が始まりました。 2009年(平成21年)6月30日に3356編成が青電塗装に、同年9月には赤電塗装とファイアオレンジ塗装が登場しました。 2010年(平成22年)より種別幕が変更されました。 2015年(平成27年)3月1日に全廃されました。 |
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