5001形(5025F) 1669列車
阪神本線 大物 2007年8月15日撮影

5001形(5017F) 普通
阪神本線 大物 2015年12月6日撮影

5001形(5025F) 1669列車
阪神本線 大物 2007年8月15日撮影

5001形(5017F) 1565列車
阪神本線 大物 2007年8月15日撮影

1.概要
 普通車の非冷房車を置き換えるために登場した車両です。
 編成は下記のとおりです。
←大阪梅田               神戸三宮→
 5001(Mc1)−5001(M2)−5001(M1)−5001(Mc2)

2.車体構造
 車体は鋼製18m級車体で、片側に両開き式扉が3扉設けられてます。

3.車内設備
 座席はロングシートとなってます。

4.機器類
 制御装置は抑速ブレーキ付きの抵抗制御PE30-A1(東芝)となっています。
主電動機は90kWのTDK-8145A(東洋電機製造)が採用されました。
 制動装置は電磁直通電空併用抑速式(HSC-D)となっています。
 駆動装置は中空軸並行カルダンとなっています。
 台車はFS-391Aが採用されてます。
 クーラーは屋根上にMAU-13Aが偶数車に6台、奇数車に7台搭載されてます。
 偶数車に下枠交差形パンタグラフが搭載されてます。

5.主な履歴
 1977年(昭和52年)に2両編成で登場しました。
 1981年(昭和56年)に32両で製造が終了しました。
 1987年(昭和62年)以降本線の2連普通の運用がなくなったため、4連固定に改造されました。
 1994年(平成6年)〜1995年(平成7年)にかけて車椅子スペースが設置されました。
 2006年(平成18年)に連結器をバンドン式密着連結器から柴田式(廻り古式)の密着連結器に変更されてます。
 2021年(令和3年)に5700系投入に伴い廃車が始まりました。

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