489系 信越本線 横川〜軽井沢
 1971年(昭和46年)、碓井峠対応用特急車として登場しました。
 基本的には同時期に製造されている485系とほぼ同じですが、碓氷峠を越えるためEF63形直流電気機関車との協調運転が必要で、そのために山麓側には専用の指令用ジャンパ連結器等を備えています。この装置を備えた先頭車クハ489には500番代が与えられています。また、横軽対策が施されている印として番号の前に●印が付けられています。
 当初は臨時特急として北陸方面で使われていましたが、1972年(昭和47年)3月から「白山」で本格デビューを果たし、「雷鳥」と共通運用されるようになりました。
 1997年(平成9年)9月30日限りで信越本線横川〜篠ノ井間が廃止されたため、本来の使命を失いJR東日本車の大半が廃車されました。
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