DF200形0番台
DF200形0番台(DF2001) 3057レ
室蘭本線 青葉 2007年9月2日撮影

DF200形50番台
DF200形50番台(DF20060) 3059レ
千歳線 新札幌 2007年9月2日撮影

DF200形100番台
DF200形100番台(DF200103) 2051レ
室蘭本線 青葉 2007年9月2日撮影

3056レ DF2005+コキ20両
室蘭本線 登別駅 2007年9月1日撮影

1.概要
 1992年(平成4年)にDD51形を置き換えるために登場した電気式ディーゼル機関車です。

2.車体構造

 車体は20m級の鋼製車体となってます。900番台ではヘッドライトが運転席窓上中央に4個設けられてましたが、0番台以降は運転席窓上部中央に2個と、窓下に2個設けられてます。
3.機器類
・900番台
 エンジンはドイツMTU社製のインタークーラー及び排気過給機付き直噴式冷却4サイクルV形12気筒の12V396TE14(1,200kW=1,700PS/1,800rpm)が採用されました。主発電機は自己通風冷却式回転界磁式ブラシレス同期発電機(1.550kVA/1,800rpm)が採用され、継手を介してエンジンに直結されてます。主変換装置はダイオード純ブリッヂの整流器とGTOサイリスタを用いたパルス幅変調方式の電圧形インバータ3台でユニットを構成しこれを2組搭載してます。主電動機は三相かご形誘導電動機FMT100形(320kW)が採用されてます。駆動装置は一段減速吊り掛け式で、台車は空気バネを用いた軸梁式のボルスタレス台車FDT100形(両端)とFDT101形(中間)が採用されました。ブレーキ装置は発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキが採用されました。
・0番台
 基本的には試作車と同じ機器を搭載してますが、冷却室の機器配置変更と主変換器の構成が変更されてます。10号機はコマツ製のエンジンが採用されてます。
・50番台
 エンジンをコマツ製のSDA12V170-1形(1,900kW=1,800PS/1,800rpm)に変更しDD51形の更新車と部品の共通化を図ってます。
・100番台
 インバーター装置の素子をIGBTに変更した他は50番台とほぼ同じです。

4.主な履歴
1994年(平成2年)に0番台が登場しました。
1999年(平成11年)に50番台が登場しました。
2005年(平成17年)に100番台が登場しました。

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