| 475系(A21編成) 普通 437M
北陸本線 津幡 2012年9月10日撮影 |
| 475系(A21編成) 普通 437M
北陸本線 津幡 2012年9月10日撮影 |
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1.概要
1962年(昭和37年)交流・直流電化区間を走行できる急行形電車として451系(50Hz)が東北本線、471系(60Hz)が北陸本線に登場しました。 電動車の形式は全てクモハ(Mc)+モハ(M')ユニットを組み機動性を高めています。 附随車の形式はクハ(Tc)、サハ(T)、サロ(Ts)、サハシ(Tb)が用意されました。 その後電気方式、主電動機の出力の違いにより、453系、455系、473系、475系、457系が製造されました。 附随車は451系、453系、471系、473系は451形、455系、475系、457系は455形に統一されました。 JR西日本には65両が移管されました。 2.車体構造 車体は20m構成車体で、片開き扉が片側に2か所設けられています。 3.車内設備 座席はクロスシートとなっています。後に近郊化改造で出入り口付近のシートがロングリートになりました。 4.主な機器類 451系、453系、455系の電気方式は、直流1,500V、交流20kV・50Hzが採用されました。471系、473系、475系の電気方式は、直流1,500V、交流20kV・60Hzが採用されました。457系の電気方式は、直流1,500V、交流20kV・50/60Hzが採用されました。 交直流の電源切替は車上切替とし、クモハ(Mc)に静電アンテナ、モハ(M')の屋根には特別高圧機器を装備しています。 制御装置は、直並列組合せ抵抗制御方式(弱め界磁付)で電動カム軸多段制御器(CS15形)が採用されました。 451系、471系の主電動機は、100kWのMT46が採用されました。453系、455系、457系、473系、475系の主電動機は、120kWのMT54が採用されました。 制動装置は、発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキが採用されました。 台車はインダイレクトマウント式空気バネのDT32(電動車)、TR65(付随者)が採用されました。 5.主な履歴 1963年(昭和38年)には出力アップされた主電動機MT54(120kW)が開発され、453系(50Hz)、473系(60Hz)が登場しました。 1965年(昭和40年)には山岳区間運転に対応すべく抑速発電ブレーキ付きとなった455系(50Hz)、475系(60Hz)が登場しました。 1969年(昭和44年)には50/60Hz交流電化区間を走行でき、抑速発電ブレーキ付きの457系が登場しました。 1981年(昭和56年)からつらら対策のため北陸地区の先頭車で先頭上部の種別窓を埋める工事が行われました。 1985年(昭和60年)3月改正から地方線区のローカル列車で使用されるようになり、近郊化改造、他系列からのクハ(Tc)化改造による転入が相次ぎました。また、老朽化が進んでいたため、455,457,475系については特別保全工事を施工しました。 1986年(昭和61年)より一部の車両が電装品、冷房装置、台車などを流用し車体を新製して413系に改造されました。 2010年(平成22年)より緊急列車停止装置(EB)と緊急列車防護装置(TE)が取り付けられました。その際に一部の編成で6用固定化が行われ、中間に組み込まれた先頭車は運転台機器を使用停止して中間車化されました。 2015年(平成27年)3月14日ダイヤ改正前にクハ455形700番台2両を除き521系に置き換えられました。 2021年(平成27年)3月に最後まで残ったクハ455形700番台2両も運用終了となり、うち1両がえちごトキめき鉄道に譲渡され、最後まで残った1両が2022年9月に廃車されました。 |
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