1150形(1151編成) 急行
有馬線 鵯越 2014年5月24日撮影

1100形(1109編成) 急行
有馬線 鵯越 2014年5月24日撮影

1.概要
 1100形の後継車として3両固定編成で登場した車両です。
編成は下記のとおりです。
←有馬                 神戸→
 デ1150(Mc1)−サ1250(T)−デ1150(Mc2)

2.車体構造
 車体は18m級の鋼製車体で、片側に両開き扉が3か所設けられています。
 先頭部中央に貫通扉が設けられ、貫通扉の上部にヘッドライトが設けられています。貫通扉窓下に行先表示器と種別表示器が設けられています。
上部左右にヘッドライト兼標識灯が設けられています。

3.車内設備
 座席は、ロングシートとなっています。

4.機器類
 制御装置は、抵抗制御(ABF-144-15MDH)となっています。
 主電動機は、105kWの直流直巻き電動機(MB-3088-B)となっています。
 制動方式は、発電ブレーキ併用電磁直通空気ブレーキ(HSC-D)となっています。
 駆動方式はWN駆動方式となっています。
 台車は、ウィングバネ台車の川崎681(電動車)、川崎682(付随車)となっています。
 1151編成は登場時には非冷房として登場し、1153編成は当初から冷房搭載されていました。

5.主な履歴
 1977年(昭和52年)に1151編成が登場しました。
 1987年(昭和62年)に1153編成が登場しました。
 1990年(平成2年)に1151編成が冷房改造されました。
 2001年(平成13年)粟生線4連直通運転に伴い1153編成の有馬寄りに1070形(1076)が連結され、4両分の冷房電源確保のためSIVが70kVAから100kVAに増強されました。
 2018年(平成30年)5月20日より1151編成が90周年メモリアルトレインとして上部がスプリンググリーン、下部がシルバーグレーに塗装変更されました。

←戻る TOP 掲示板