1500形(1513編成) 普通 87運用 1586列車
大師線 京急川崎 2021年1月1日撮影 干支(丑年)ヘットマーク付き |
1500形(1521編成) 普通 85運用 1584列車
大師線 京急川崎 2018年5月6日撮影 この編成からアルミ車となる 「京急120年の歩み」号 |
1500形(1581編成) 普通 7運用 1406列車
京急本線 大森町 2020年12月13日撮影 6両編成は電気連結器が撤去されている。 |
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1500形(1606) 急行 75H運用 1375H列車
京成押上線 四つ木〜京成立石 2007年6月9日撮影 VVVF改造、番号変更前の姿 |
1500形(1707編成) アクセス特急 71H運用 1470H列車
押上線 八広 2020年11月23日撮影 |
1500形(1725編成) 快速特急 69SH運用 1468H列車
京急本線 大森町 2020年12月13日撮影 |
1.概要
1985年(昭和60年)に都営浅草線乗り入れ用として登場した通勤車です。 2.車体構造 車体は18,000mmで片側に両開き扉が3箇所設けられてます。 その他の車体構造については製造年により違いがあるので下記に記します。 ・1501〜1520 4両固定編成4両5本は鋼製車で、戸袋窓が設けられてました。 車体幅は2,798mmとなってます。 ・1521〜、1600番台、1700番台 この車輛からアルミ合金製として軽量化を図り、戸袋窓はありません。 車体幅は2,830mmとなってます。 この車両からオールシーズンに対応した空調装置を設けられてます。 1700番台は製造当初から前面下部にスカートが設けられてます。 3.車内設備 座席はロングシートが採用されました。 4.機器類 駆動装置はたわみ板継手が採用されました。 ブレーキ方式は回生ブレーキ併用電気指令式電磁直通空気ブレーキ(応荷重装置付)が採用されました。 その他の機器については製造年代により違いがあるので、下記に記します。 ・1500番台、1600番台 制御装置は界磁チョッパ制御で1個の制御装置で100kWの主電動機(補償巻線付直流直巻電動機)を8台制御します。 運転台にはワンハンドルマスコンが採用されました。 ・1700番台 京浜急行初のGTO-VVVFインバーター制御車として登場しました。 主電動機はかご形三相誘導電動機を採用し、出力は120kWとなりました。 ブレーキ装置はほとんど回生電力で負担するMBS-Aが採用されました。 また、各種機器の監視、乗務員の支援を目的としたモニタ装置を採用されました。 非常通報装置は常務員対話型を採用され、非常時に迅速な対応を可能としました。 5.主な履歴 1987年(昭和62年)より製造した車両はアルミ合金車体が採用されました。 1990年(平成2年)より京浜急行初のGTO-VVVFインバーター制御車として1700番台が登場しました。 1992年(平成4年)製の1707〜座席にバケットシートを採用しています。 1997年(平成9年)4月7日に発生した崖崩れに1533編成が巻き込まれ、損傷がひどかった1536が解体されました。その後、同一車番で車体を製造し、元の車両から機器類が移植され復帰しました。 2001年(平成13年)から始まった更新工事の際に鋼製車体の1501〜1520の戸袋窓が埋め込まれました。 2007年(平成19年)に一部の界磁チョッパ車がIGVT-VVVFインバーター改造されました。 2012年(平成24年9月24日に発生した土砂崩れに乗り上げ脱線した1701編成の浦賀寄り4両が大破したため廃車(8両)となりました。 2013年(平成25年)より1600番台の車両を1500番台へ改番されました。1600番台は新1000形16次車以降の6両編成に割り当てられました。 2016年(平成28年)より前面の行き先・種別方向幕がフルカラーLEDに変更されました。 2018年(平成30年)2月25日から1年間1521編成が歴代のカラーリング4種類を1両ずつに施した「京急120年の歩み」号として運行されました。 |
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