6000系(6005F) 臨時
大鰐線 津軽大沢〜義塾高校前 2012年10月14日撮影 |
6000系(6005F) 臨時
大鰐線 津軽大沢〜義塾高校前 2012年10月14日撮影 |
1.概要
1988年(昭和63年)に東急より6000系を弘南鉄道向けに改造し譲受してた車両です。 大鰐線向けに2両編成×2本が譲受されました。 2.車体構造 車体は18m級のセミステンレス車体で、片側に両扉式扉が3か所設けられています。 東急時代から先頭車の車両は先頭形状はほぼ原形をとどめています。 外販装飾は、当初は赤帯となっていましたが後にエメラルドグリーンや帯なしになったりしてます。 入線時に寒冷地対策としてベンチレーターのカバーが取り付けられました。 3.車内設備 座席は東急時代と同じくロングシートとなっています。 入線時に暖房強化が図られています。 4.機器類 制御装置は分巻界磁制御の抗制御方式が採用されました。 主電動機は120kWの直流複巻電動機が採用されました。 制動方式は、回生ブレーキ併用電磁直通ブレーキでしたが、弘南鉄道入線時は回生ブレーキをカットしています。 駆動装置は中空軸平行カルダン駆動方式が採用されました。 台車はTS-315形が採用されました。 5.主な履歴 1988年(昭和63年)に大鰐線に2両編成×2本が入線しました。 2006年(平成18年)に大鰐線の快速が廃止されたのに伴い予備者となりました。 2008年(平成20年)にさよなら運転が実施されましたがその後も除籍されませんでした。 2014年(平成26年)8月に2編成並べて最後の撮影が行われ、その後6005編成が除籍されました。6007編成は籍がありますが、稼働できる状態にないようです。 |
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