8800系(8902F) 準急
奈良線 鶴橋 2023年2月17日撮影

8800系(8902F) 急行
奈良線 鶴橋 2023年2月17日撮影

1.概要
 8600系をベースに制御方式に界磁位相制御方式を採用した通勤型車両です。
 現存する形式と編成は下記の通りです。
 ←難波方
 ク8900形(Tc)-モ8800形(M)-モ8800形(M)-ク8900形(Tc)

2.車体構造
 車体は20m級の構成車体で、扉は片側に両開き式扉が4か所設けられています。
 車体下部は絞られています。
 先頭形状は、中央に貫通扉が設けられ、上部左右にヘッドライト、下部左右にテールライトと標識灯が設けられています。

3.車内設備
 座席はロングシートとなっています。

4.機器類
 制御方式は界磁位相制御方式となっています。
 主電動機は、145kWの直流直巻電動機(MB-3064AC)となっています。
 駆動装置は、WNドライブとなっています。
 台車は、空気バネ台車KD-86が採用されました。
 ブレーキ装置は、HSC-R電磁直通ブレーキ(回生制動・抑速ブレーキ)となっています。

5.主な履歴
 1999年(平成11年)に更新工事が行われ、主に車体側面の方向幕設置が行われました。
 2018年(平成30年)〜2020(令和2年)に2回目の車体更新(B更新)が行われました。主にク8900形の偶数車に車椅子スペースが設けられました。

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