12000系(12002F) 特急 サザン・プレミアム 509列車
南海本線 天下茶屋 2014年5月22日撮影 |
12000系(12002F) 特急 サザン・プレミアム 509列車
南海本線 天下茶屋 2014年5月22日撮影 |
1.概要
特急「サザン」で使用する特急車両です。愛称は「サザン・プレミアム」が付けられました。 編成は下記の通りです。 ←難波方 モハ12001形(Mc1)-サハ12801形(T1)-サハ12851形(T2)-モハ12101形(Mc2) 8000系、8300系、9000系の4両固定編成と連結し、特急「サザン」の指定席車両として運用されています。 2.車体構造 車体は軽量ステンレス車体となっています。 車体長は20mとなっています。 扉は片側に片開き引き戸が1か所設けられています。 先頭形状は、貫通扉が設けられました。貫通扉上にへっとライトが2灯設けられています。運転席、助手席下にテールライト兼標識灯が設けられています。助手席上に種別行先表示器が設けられました。運転席上に車両番号が設けられています。 車体帯は波を表すブルーとオレンジのラインとなっています。 3.車内設備 座席は2+2の回転リクライニングシートが採用されました。背面にテーブルとフットレスト、サービスコンセントが設けられています。 シートピッチは1,010mmとなっています。 全車両にプラズマクラスター発生器が設けられています。 仕切り壁上部にはLEDの案内表示器が設けられています。 デッキには防犯カメラが設けられています。 1号車(モハ12101)にはトイレ(車いす対応大型トイレ、男性小便器、女性専用洋式トイレ)、洗面所が設けられました。 4号車(モハ12001)には多目的室が設けられ、座席のほか非常通報装置や鏡が備えられています。普段は施錠されていますが、おむつ交換などの時に乗務員に申し出れば使用することができます。その他飲料の自動販売機が設けられています。 4.機器類 制御方式はIGBT-VVVFインバーター制御となっています。 主電動機は、180kWの三相かご形誘導電動機のMB-5091-A2となっています。 駆動装置は、WNドライブとなっています。 ブレーキ装置は、回生ブレーキ併用全電気指令式空気ブレーキ(全電気ブレーキ付き)が採用されました。 台車は、モノリンク式ボルスタレス台車のSS177M(電動車)、SS177T(附随車)が用されました。 5.主な履歴 2011年(平成23年)9月1日に運用開始されました。 |
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