7000系(7027F) 3723列車 区間急行 
南海本線 住吉大社 2008年8月16日撮影

7000系(7031F) 2135列車 空港急行 
南海本線 住吉大社 2008年8月16日撮影

1.概要
 1963年(昭和38年)本線用として6000系を基本に製造された通勤形電車です。
 形式はモハ7001形、サハ7801形、クハ7901形が用意されました。
 編成は難波方から
 4両編成:モハ7001形+サハ7801形+サハ7801形+モハ7001形
 2両編成:モハ7001形+クハ7901形

2.車体構造
 車体は20m鋼製車体で、片側に片開き扉が4扉設けられてます。

3.車内設備
 座席はロングシートが採用されました。

4.機器類
 制御装置は超多段式バーニア抵抗制御方式(VMC-HTB-20F,VMC-HTB-20A)が採用され、駆動装置は歯形継手式平行カルダンが採用されました。主電動機は145kWの直流直巻電動機(MB-3072-B)が採用されました。

5.主な履歴
 1983年(昭和58年)から1989年(平成1年)にかけて冷房改造工事と、行き先表示器取付、内装の更新、正面貫通扉への車体ナンバーの表示等の車体更新工事を全車に実施されました。
 2005年(平成17年)10月1日〜2006年(平成18年)7月4日にかけて開業120周年記念の一環として7027Fと7037Fが旧塗装に変更されました。
 2007年(平成19年)から廃車が始まりました。
 2015年(平成27年)に開業130年記念の一環で7037Fが再び旧塗装に変更されました。
 2015年(平成27年)11月17日に7037Fが廃車され形式消滅しました。

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