9709
9000形(9709) 小田原線 登戸〜向丘遊園地
 地下鉄千代田線との相互乗入れのため、1972年(昭和47年)〜1977年(昭和52年)に新造されました。
 当初は4連10本と6連8本でしたが、運用の見直しにより4連最終編成が新造サハを挿入して6連化され、現在は4連・6連各9本の陣容です。
 地下鉄の車輌定規に合わせたため、車体幅が2,870mmとやや狭く(通常は2,900mm)、大型化した前面窓と、腰部に付いた前照灯と尾灯が特徴です。
 制御装置は界磁チョッパ式で、モータ出力は110kwとなっています。また、75km/h以上は発電制動とし、それ以下は回生制動に切り替わるシステムを採用しています。 
 1988年(昭和63年)〜1995年(平成7年)にかけて車体更新工事が行われました。
 1990年(平成2年)からは1000形に交代する形で東京メトロ千代田線直通運用から撤退し、千代田線用のATC車上装置を撤去して地上線用となりました。
 2000年(平成12年)から一部の4両固定編成の運転台を撤去し8両固定編成に組み替えました。
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