20103F
20000系(20103F) 急行 2150列車
池袋線 武蔵藤沢 2019年5月2日撮影
ステンレス車 東京メトロ副都心線乗り入れ対応車

20103F
20000系(20105F) 急行 2669列車
新宿線 新所沢 2019年5月2日撮影

20000系(20105F) 急行 2669列車
新宿線 新所沢 2019年5月2日撮影

1.概要
 1999年(平成11年)に地上用通勤形車両として登場しました。

2.車体構造
 車体は、1996年(平成8年)に登場した6000系50番代と同様のアルミ車体ですが、当形式は無塗装になっております。地上用なので正面は非貫通型となっています。
 車体長は、20mで片側に両開き式扉が4箇所設けられています。

3.車内設備
 座席は、ロングシートが採用されました。
 車椅子スペースは、先頭車の乗務員室近くと先頭車の次位車両に設けられました。
 車椅子スペース付近には安全手すりと非常通報器が設置されています。
 5次車以降は、乗務員室近くの車椅子スペースに跳ね上がり式のシートが設けられました。
 乗降扉上部にLEDの案内表示器が設けられました。
 運転台のハンドルは、西武鉄道は発の左手操作ワンハンドルマスコンを採用しております。

4.機器類
 制御装置は、IGBT-VVVFインバーターで、8M1C方式(モーター8個を一つの制御装置でコントロールすること)ですが、10両固定編成の中間車20500はユニットを組まないので4M1Cとなっています。
 主電動機は、135kWの三相かご形誘導電動機が採用されました。
 制動装置は、回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキが採用されました。
 駆動装置は、WN継手式中実軸平行カルダンが採用されました。
 台車は、6000系の6056F以降に採用されたモノリンク式台車で、電動車がSS150AorB、付随車がSS050AorBとなっています。。
 パンタグラフは、シングルアームを採用しています。

5.主な履歴
 2000年(平成12年)に2次車が製造されました。
 2001年(平成13年)に3次車が製造されました。
 2002年(平成14年)に4次車が製造されました。この車両からバリアフリー対策として床面を30mm下げ、ホームとの段差を少なくしています。
 2003年(平成15年)に5次車が製造されました。この車両から車内のバリアフリー設備の見直しが行われ、先頭車の車椅子スペースに跳ね上げ式のシートを設け、優先席付近のつり革を100mm下げられています。
 2004年(平成16年)に6次車が製造されました。
 2005年(平成17年)に7次車が製造されました。
 2016年(平成28年)10月8日〜2019年(平成31年)3月24日まで20158Fに「銀河鉄道999」のキャラクターがデザインされ運転されました。
 2018年(平成30年)1月15日より20104Fと20105Fが西武ライオンズの球団色「レジェンドブルー」を基調とし、ライオンズの球団ロゴを配したラッピングが施され、運転されています。

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