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6000系(6104F) 快速 3304列車
池袋線 秋津 2007年5月4日撮影 ステンレス車 東京メトロ副都心線乗り入れ対応車 |
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6000系(6112F) 急行 2164列車
池袋線 秋津 2007年5月4日撮影 ステンレス車 |
6000系(6101F) 急行 2343列車
拝島線 萩山 2021年2月7日撮影 |
6000系(6111F) 特急 16M運用 116111列車
東急東横線 多摩川 2018年9月24日撮影 |
6000系(6151F) 普通 4116列車
池袋線 武蔵藤沢 2019年5月2日撮影 アルミ合金・更新車 |
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6000系(6153F) 普通 6486列車
池袋線 秋津 2007年5月4日撮影 アルミ合金・未更新車 |
1.概要
1992年(平成4年)に東京メトロ有楽町線乗り入れ用車として登場しました。 西武初の軽量ステンレス車体が採用されましたが、後の増備車でアルミニウム合金製車体が採用されました。 編成は西武初の10両固定編成とされ、下記の通り組成されています。 飯能・西武新宿← 池袋・渋谷→ クハ6100(Tc1)−モハ6200(M1)−モハ6300(M2)−サハ6400(T1)−モハ6500(M3)−モハ6600(M4)−サハ6700(T2)−モハ6800(M5)−モハ6900(M6)−クハ6000(Tc2) 2.車体構造 車体は2000系と同じく20mで片側に両開き式扉が4扉設けられてます。 西武としては初の軽量ステンレス車体が採用され、無塗装化と軽量化を図っています。前面部はFRPの成形品が採用され、非常用貫通扉が向かって左側に寄せられた左右非対称となっています。 後に登場した50番台は、アルミ合金製の車体が採用され、前面はアルミの削り出し品にシルバーメタリック塗装をしたタイプとなっています。 3.車内設備 座席はロングシートが採用されました。 車椅子スペースは6103Fからモハ6200形とモハ6900形の車端部に設けられました。6101F、6102Fについても後ほど改造され設けられました。 車内には、各乗降口の上部に案内表示器を設け、案内放送の自動化によるインフォメーションサービスの充実化を図り、空調装置に除湿機能を持たせて快適性の向上を図ったほか、非常通話装置は通話型とする等旅客サービスの向上を図っています。 4.機器類 制御装置はGTO-VVVFインバータ、補助電源装置にはSIVを採用し、主回路の無接点化をして保守作業の低減を図っています。 主電動機は155kWの三相かご形誘導電動機が採用されました。 制動方式は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキが採用されました。 駆動方式はWN継手式中実軸平行カルダンが採用されました。 台車は軽量化及び省保守化を図るためボルスタレス台車が採用されました。 5.主な履歴 1996年(平成8年)から製造された車両はさらに軽量化を図るため、アルミ合金製車体が採用されました。 番号は50番台が付与され、グレー塗装とブルーの帯が巻かれました。 1997年(平成9年)以降に製造された車両は戸袋窓が廃止され、台車がモノリンク式に変更されてます。 2006年(平成18年)度から順次、東京メトロ副都心線乗り入れ対策工事が実施されてます。 ただし、6101F、6102Fは思索的要素が濃く、扉間隔が異なり副都心線のホームゲートの位置と合わないため乗り入れ対策は行われてません。 2009年(平成21年)に乗降扉上部に2台の車内案内表示器をLCDに更新されました。 2015年(平成27年)より制御装置をSiC MOSFET-VVVFインバーター制御、IGBT-VVVFインバーター制御(6157F)に更新(6101F,6102Fは除外)されました。6157Fの主電動機はPMSMに交換されました。 |
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