101系(105F) 21列車
三岐線 近鉄富田 2009年4月6日撮影

101系(105F) 21列車
三岐線 近鉄富田 2009年4月6日撮影

1.概要
 1990年(平成2年)に西武鉄道401系を譲り受けた車両です。
 形式はクモハ101形に変更され、2両編成を組成してます。

2.車体構造
 車体は種車からのままで、20mの鋼製車体で、片側に両開き式扉が3扉設けられてます。前照灯は廃車発生品を利用してシールドビーム2灯に変更されました。外板塗装は三岐鉄道の塗装に変更されてます。

3.車内設備
 座席は西武時代と同じロングシートで、ワンマン対応工事が行われました。

4.機器類
 主要機器お西武時代とほぼ変わらず、制御装置は多段制御器(MMC-HT-20A:日立製作所製)の抵抗制御となってます。主電動機は120kWの直流直巻電動機(HS-836-Frb)で、駆動装置は中空軸平行カルダンとなってます。
 台車は西武時代とは異なり、空気バネのFS372からコイルバネのFS342に変更されました。
 ブレーキ装置は西武時代と同じ電磁直通ブレーキ(HSC)となってます。

5.主な履歴
 1990年(平成2年)12月に101Fが竣工しました。
 1991年(平成3年)6月に103Fが竣工しました。
 1993年(平成5年)6月に105Fが竣工しました。

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