801系(801F) 26列車
三岐線 近鉄富田 2009年4月6日撮影

801系(801F) 26列車
三岐線 近鉄富田 2009年4月6日撮影

1.概要
 1989年(平成元年)に西武鉄道701系を譲り受けた車両です。
 形式はクモハ801形モハ801形、クハ1801形に変更され、3両編成を組成してます。

2.車体構造
 クモハ801形以外は種車からのままですが、クモハ801形はクハの先頭部分を切断して、中間電動車のモハに接合して生まれました。車体は20mの鋼製車体で、片側に両開き式扉が3扉設けられてます。外板塗装は三岐鉄道の塗装に変更されてます。

3.車内設備
 座席は西武時代と同じロングシートで、ワンマン対応工事が行われました。

4.機器類
 主要機器お西武時代とほぼ変わらず、制御装置は多段制御器(MMC-HT-20A:日立製作所製)の抵抗制御となってます。主電動機は120kWの直流直巻電動機(HS-836-Frb)で、駆動装置は中空軸平行カルダンとなってます。
 台車は電動台車は西武時代と同じコイルバネのFS342のままで、クハ1801形の台車は西武鉄道で再利用するため、空気バネのFS072を外してFS342に変更されました。
 ブレーキ装置は西武時代と同じ電磁直通ブレーキ(HSC)となってます。

5.主な履歴
 1989年(平成元年)12月に801F(元779F:1779+779+780+1780)が竣工しました。
 1992年(平成4年)7月に803F(元771F:1771+771+772+1772)が竣工しました。
 1997年(平成9年)10月に805F(元781F:1781+781+782+1782)が竣工しました。805Fのクハは台車が空気バネのFS072となったため、形式は851系クハ1851形(1852)となりました。
 2005年(平成17年)から801Fがラッピング電車として運行されてます。

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