2001編成
2000形(2001編成)　青空
流山線　鰭ヶ崎〜平和台　2010年9月12日撮影

2003編成
2000形(2003編成)　なの花
流山線　鰭ヶ崎〜平和台　2010年9月12日撮影

2000形(2001編成)　青空　普通
流山線　鰭ヶ崎〜平和台　2012年1月3日撮影

１．概要
　1200形、1300形の一部を置き換えるため西武鉄道から801系(2001編成「青空」、2004編成「流馬」)、701系(2003編「明星」、2005編成「なの花」)を譲受しました。
編成は下記のとおりです。
←馬橋　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　流山→
2両編成「青空」「なの花」
　クモハ2000(Mc2)−クモハ2000(Mc1)
3両編成「明星」「流馬」
　クハ20(Tc)−モハ2000(M1)−クモハ2000(Mc2)

２．車体構造
　車体は20m級の鋼製車体で、片側に両開き扉が3か所設けられています。
　中間車を先頭車にするため先頭車から運転台を移植しました。
　2001編成に「青空」の称号が与えられ、青地に白の装飾帯が塗られています。
　2003編成に「明星」の称号が与えられ、橙地に白の装飾帯が塗られています。
　2004編成に「流馬」の称号が与えられ、水色地に白の装飾帯が塗られています。
　2005編成に「なの花」の称号が与えられ、黄色地に黄緑色の装飾帯が塗られています。

３．車内設備
　座席は西武鉄道時代と同じロングシートとなっています。

４．機器類
　制御装置は、抵抗制御(直並列組合せ・弱め界磁制御)となっています。
　主電動機は、120kWの直流直巻き電動機となっています。
　制動方式は、電磁直通空気ブレーキ(HSC)となっています。
　駆動方式は中空軸平行カルダン駆動方式となっています。
　台車は、揺れ枕吊り式コイルバネのFS342となっています。

５．主な履歴
　1994年(平成6年)に2001編成「青空」て西武鉄道から801系を譲受しました。
　1995年(平成7年)に2003編成「明星」として西武鉄道から701系を譲受しました。
　1997年(平成9年)に2005編成「なの花」して西武鉄道から701系を譲受しました。
　1997年(平成9年)に2004編成「流馬」して西武鉄道から801系を譲受しました。
　2006年(平成18年)に2両編成のワンマン運転対応の改造が行われました。
　2007年(平成19年)に2004編成「流馬」が合理化のため廃車されました。
　2009年(平成21年)に2003編成「明星」が合理化のため廃車されました。
　2012年(平成24年)に2001編成「青空」が老朽化のため廃車されました。
　2013年(平成24年)に2005編成「なの花」が老朽化のため廃車され、形式消滅しました。

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