3002
3000形(3002編成) 若葉
流山線 流山 1999年11月13日撮影

1.概要
 1200形、1300形の一部を置き換えるため西武鉄道から101系を譲受しました。
編成は下記のとおりです。
←馬橋                     流山→
「流星」「若葉」
 クハ30(Tc)−モハ3000(M1)−クモハ3000(Mc2)

2.車体構造
 車体は20m級の鋼製車体で、片側に両開き扉が3か所設けられています。
 クモハ3000は、中間車を先頭車にするため先頭車から運転台を移植しました。
 3001編成に「流星」の称号が与えられ、橙色地に白の装飾帯が塗られています。
 3002編成に「若葉」の称号が与えられ、黄緑色地に白の装飾帯が塗られています。

3.車内設備
 座席は西武鉄道時代と同じロングシートとなっています。

4.機器類
 制御装置は、抵抗制御(直並列組合せ・弱め界磁制御)となっています。
 主電動機は、150kWの直流直巻き電動機となっています。
 制動方式は、抑速ブレーキ・発電ブレーキ併用電磁直通空気ブレーキ(HSC-D)となっています。
 駆動方式は中空軸平行カルダン駆動方式となっています。
 台車は、空気バネのFS372(電動車)、FS072(付随車)となっています。

5.主な履歴
 1999年(平成11年)に101系を譲受しました。
 2010年(平成22年)に全列車2両化に伴い、定期運用が無くなりました。同年8月29日に「流星」のさよなら運転が行われました。
 2011年(平成23年)5月15日に「若葉」のさよなら運転を行い、その後廃車され形式消滅しました。

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