5001編成
5000形(5001編成) さくら
流山線 幸谷〜小金城跡 2021年1月3日撮影

5002編成
5000形(5002編成) 流星(塗装変更前)
流山線 鰭ヶ崎〜平和台 2013年1月3日撮影

5003編成
5000形(5003編成) あかぎ
流山線 鰭ヶ崎〜平和台 2017年1月2日撮影

5004編成
5000形(5004編成) 若葉
流山線 鰭ヶ崎〜平和台 2020年1月2日撮影

5000系(5003F) あかぎ 普通 66列車
流山線 鰭ヶ崎〜平和台 2020年1月2日撮影

1.概要
 2000形、3000形を置き換えるため西武鉄道から新101系を譲受しました。
編成は下記のとおりです。
←馬橋                     流山→
 クモハ5000(Mc1)−クモハ5000(Mc2)

2.車体構造
 車体は20m級の鋼製車体で、片側に両開き扉が3か所設けられています。
 5001編成に「流馬」の称号が与えられ、水色地に白の装飾帯が塗られています。(後に塗装、称号変更)
 5002編成に「流星」の称号が与えられ、橙色地に白の装飾帯が塗られています。(後に塗装変更)
 5003編成に「あかぎ」の称号が与えられ、赤地に白の装飾帯が塗られています。
 5004編成に「若葉」の称号が与えられ、黄緑色地に白の装飾帯が塗られています。
 5005編成に「なの花」の称号が与えられ、黄色地に黄緑色の装飾帯が塗られています。

3.車内設備
 座席は西武鉄道時代と同じロングシートとなっています。

4.機器類
 制御装置は、抵抗制御(直並列組合せ・弱め界磁制御)となっています。
 主電動機は、150kWの直流直巻き電動機となっています。
 制動方式は、抑速ブレーキ・発電ブレーキ併用電磁直通空気ブレーキ(HSC-D)となっています。
 駆動方式は中空軸平行カルダン駆動方式となっています。
 台車は、空気バネのFS372となっています。

5.主な履歴
 2009年(平成21年)に新101系を譲受しました。6月22日に5001編成が甲種回送されています。
 2010年(平成22年)1月20日より運用開始されました。
 2013年(平成25年)までに全編成が揃いました。
 2017年(平成29年)7月30日に5001編成が「流馬」としての運用を終え、塗装変更を行い2018年(平成30年)8月23日より「さくら」として運用復帰しています。
 2019年(令和元年)に5002編成「流星」が白帯としての運用を終え、2020年(令和2年)1月21日に青帯で運用復帰しています。
 2021年(令和3年)に「なの花」編成のクモハ5005に不具合が発生し、車両不足が懸念されることから健全なクモハ5105と検査を終了した「あかぎ」編成のクモハ5003を連結して運用開始されました。
 2022年(令和4年)2月に不具合が解消されたクモハ5005と「あかぎ」の片割れのクモハ5103が組成されました。2022年(令和4年)6月以降Webサイトにより「オムライス電車」の名称が与えられました。

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