8703F
8000系(8703F) 44運行 134列車 急行
相鉄本線 相模大塚〜さがみ野 2007年5月3日撮影

8703F
8000系(8711F) 57運行 1091列車 急行
相鉄本線 二俣川 2012年5月5日撮影

8000系(8704F) 41運用 7689列車 各停 
いずみ野線 ゆめが丘 2012年5月5日撮影

1.概要
 1990年(平成2年)に、今までの相鉄車両とは全く違った斬新なデザインで登場しました。
 形式はモハ8100形、モハ8200形、クハ8500形、サハ8600形、クハ8700形が用意されました。

2.車体構造
 車体はアルミ合金製で、車体裾をが絞られ、赤と白の帯を巻き、前面の中央に2灯のヘットライトが設けられています。
 全長は20,000mmで、車体幅は2,930mmとなっています。
 乗客用乗降扉は片側に両開き式扉が4カ所設けられています。
 車体側面には種別表示器と行き先表示器が設けられています。
 最初から10両固定編成で登場したが、4両目と5両目は検査時に分割できるように自動連結器をつけています。

3.車内設備
 座席は一部を除きロングシートとなっています。5号車と8号車に新7000系の最終増備車に採用したセミクロスシート車を2両連結しています。
 車内の貫通扉上部に3色のLEDディスプレイを設置し、乗客サービスを行っています。
 測窓は下降式のパワーウィンドウが設けられています。

4.機器類
 制御装置は日立製のGTO-VVVFインバーターが採用され、1台の制御装置で8台の主電動機を制御します。
 主電動機は150kWのかご形三相誘導電動機のHSV-03型が採用されています。
 駆動装置は直角カルダン駆動が採用されました。
 台車は電動車がKH132A型、付随車がKH135型が採用されました。
 ブレーキ方式は遅れ込め制御付き回生ブレーキ併用電気指令式ブレーキで基礎ブレーキ装置にはディスクブレーキが採用され、踏面清掃・増粘着装置が全車両に設けられています。

5.主な履歴
1994年(平成6年)より製造された3次車から車椅子スペースが設けられました。
1995年(平成7年)より製造された4次車から本格的にLED式行き先表示器とSIVが採用されました。
1996年(平成8年)より製造された5次車から車内案内表示器を乗降用扉上に設けられました。
1998年(平成10年)より製造された7次車からシングルアームパンタグラフが採用されました。
2004年(平成16年)にレール削正車と8707Fが衝突事故を起こし、8707Fが廃車になりました。
2007年(平成19年)より車椅子スペースの設置が行われました。
2007年(平成19年)より車体外板塗装が新コーポレートカラーへ変更されています。

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