200系
200系 特急「りょうもう」30号 1430列車
伊勢崎線 松原団地 2006年7月30日撮影

200系 特急「りょうもう」26号 1826列車
伊勢崎線 梅島 2008年7月26日撮影

250系
250系 特急「りょうもう」28号 1828列車
伊勢崎線 松原団地 2006年7月30日撮影

1.概要
 1991年(平成3年)に1800系の置き替え用として登場した急行「りょうもう」用の車両です。

2.車体構造
 車体は先頭車が21.3m、中間車が20m車体で、片側に片開き式扉が1扉設けられてます。先頭車は大型の1枚曲面ガラスを採用した流線型となってます。

3.車内設備
 座席は全席2人掛けの転換クロスシートで、フリーストップ型のリクライニングシートと1720系から転用(モケット張替え)した車両があります。シートピッチは985mmと25mm広がり、車内でAM・FMラジオが受信できます。車内公衆電話・自動販売機が設けられてます。出入り口は乗客の出入りを考慮し、900mmと幅が広くなっています。後期型は車椅子スペースとバリアフリー対応トイレが設けられました。前期型についても後期型同様の改造を受けてます。

4.機器類
・200系
 制御方式は日立製作所製のバーニア式電動カム軸超多段制御器(VMC-HTR-10H)を採用した抵抗・直並列・界磁添加励磁制御で、駆動装置は可燒継手式中空軸平行カルダンが採用されてます。
 電動機は1700,1720系から流用した東洋電機製造の直流直巻補極補償巻線付電動機(TDk824型)が採用され、全車電動車となってます。
 ブレーキ装置は回生・発電ブレーキ併用電磁直通ブレーキ(HSC-R)が採用されてます。
 台車は1700,1720系から流用したSUミンデン式軸箱支持・ベローズ型空気バネ台車が採用されてます。
 パンタグラフは下枠交差型が採用されましたが、後期型からシングルアームに変更されてます。
 後期型より前照灯がHID灯に変更されてます。
・250系
 1998年(平成10年)に登場した増備車で、制御装置は日立製作所製のIGBT-VVVFインバーター(VF1-HR-1420B)に変更され、主電動機は190kWの三相かご形誘導電動機(TM95型)が採用されました。電動車と付随車の比率は1:1で、編成は3M3Tとなってます。
 駆動装置はTD継手式平行カルダンが採用されました。
 ブレーキ装置は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキ(HRDA-2)が採用されてます。

5.主な履歴
 1998年(平成10年)に250系が登場しました。
 1999年(平成11年)3月16日のダイヤ改正で「りょうもう」号が急行から特急に格上げされました。  

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