6104F
6000系(6104F) 1211152列車 急行
大井町線 自由が丘 2008年5月11日撮影

6000系(6105F) 125171列車 急行 
大井町線 緑が丘〜自由が丘 2013年5月12日撮影

1.概要
 2008年(平成20年)に大井町線の急行用通勤車両として製造されました。
 形式はクハ6000形(大井町方先頭車)、デハ6200形(中間電動車)、サハ6300形(中間付随車)、デハ6400形(中間電動車)、デハ6500形(中間電動車)、クハ6600形(二子玉川方先頭車)が用意されてます。

2.車体構造
 車体は新5000系をベースにした20m軽量ステンレス車体で、片側に両開き式扉が4扉設けられてます。強化プレスチックで奇抜なデザインに形成された先頭部を有し、貫通扉は左側にオフセットされ、左右非対称となってます。
 外観装飾は先頭部が赤からオレンジにかけたグラデーションとなり、側面はオレンジで先頭形状のくの字がデザインされ、上部に赤系の帯が配色されてます。屋根上も赤系の色が配色されてます。

3.車内設備
 座席はロングシートとなってます。座面部の色は橙色、背もたれは赤と橙のモザイク模様となってます。
 車椅子スペースはデハ6200形とデハ6500形の車端部に各1箇所設けられてます。
 客室窓ガラスは熱線及び紫外線吸収ガラスを採用し、遮光幕は省略されてます。
 出入り口上部に15インチの液晶ディスプレイを2基設け、TIPにより情報配信してます。

4.機器類
 制御装置はIGBT-VVVFインバータが採用され、1基の制御装置で190kWの三相かご形誘導電動機を4個制御します。デハ6500形に制御装置2台、デハ6200形に制御装置1台が搭載されてます。駆動装置にはTD継手が採用されてます。
 補助電源装置は210kVAのIGBT-SIVが採用され、サハ6300形とデハ6400形に搭載されてます。
 台車は軸梁式軸箱支持ボルスタレス台車が採用され、電動台車がTS-1019A、付随台車がTS-1020Aとなってます。
 パンタグラフはシングルアーム式が採用され、デハ6200形に1基、デハ6500形に2基搭載されてます。

5.主な履歴
 2008年(平成20年)3月28日のダイヤ改正より営業運転が開始されました。

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