1000系(1019F) 普通
東京モノレール羽田空港線 昭和島 2001年1月7日撮影
オリジナル塗装(同編成は既に引退)

1000系(1061F) 空港快速
東京モノレール羽田空港線 羽田空港第3ターミナル 2017年1月4日撮影
2代目塗装

1000形(1091F) 空港快速
東京モノレール羽田空港線 羽田空港第3ターミナル 2017年1月4日撮影
3代目塗装

1.概要
 1989年(平成元年)に500形、600形、700形、800形置き換えのため、6両固定編成で登場した車両です。
 編成は下記のとおりです。
 ←浜松町                     羽田空港第2ターミナル→
 1000(Mc1)−1000(M2)−1000(M1')−1000(M2)−1000(M1)−1000(Mc2)

2.車体構造
 車体にはアルミニウム合金が採用されました。
 扉は片側に片開き式扉が2カ所となっています。
 先頭部は傾斜したスタイルで、正面の非常扉は向かって左側に設けられています。ヘッドライトは窓下両サイドに計2灯、テールライトは窓下両サイドに計2灯、行先表示器は運転席上部に設けられています。
 側窓は、固定窓となっています。ただし、連結面付近の窓は上部1/3が内側に開く構造となっております。
 外装塗装は、登場時はクリーム地に赤帯が施されました。

3.車内設備
 座席は、扉間がボックスシートで車端部は窓側に一人掛けシート、連結面のタイヤハウス上はロングシートが窓方向に向いてます。運転席後方のタイヤハウス上は運転席側に向いた固定シートが設けられて前方の展望ができるようになっています。

4.機器類
 制御装置は、電動カム軸式抵抗制御が採用されました。
 主電動機は、70kWの直流直巻電動機が採用されました。
 駆動方式は、2段原則式直角カルダン駆動方式となっています。
 制動装置は発電ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキとなっています。
 台車は跨座式2軸ボギー台車となっています。

5.主な履歴
 1989年(平成元年)7月25日に営業開始されました。
 1996年(平成8年)6月に1091Fが製造され全16編成が出そろいました。
 2000年(平成12年)に外板塗装が変更されました。(2代目)
 2002年(平成14年)よりワンマン運転が開始されたのに伴い、自動放送が行われました。
 2004年(平成16年)より快速運転拡大に伴い、側面に種別表示器が設けられました
 2014年(平成26年)に10000形の営業運転開始に伴い、1019Fが廃車されました。
 2015年(平成27年)に再度外板塗装が変更されました。(3代目)

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