10000形(10041F) 普通
東京モノレール羽田空港線 羽田空港第3ターミナル 2017年1月4日撮影

10000形(10041F) 普通
東京モノレール羽田空港線 羽田空港第3ターミナル 2017年1月4日撮影

1.概要
 2014年(平成26年)に1000形置き換えのため、6両固定編成で登場した車両です。
 編成は下記のとおりです。
 ←浜松町                     羽田空港第2ターミナル→
 10000(Tc1)−10000(M1)−10000(M2)−10000(M3)−10000(M4)−10000(Tc2)

2.車体構造
 車体にはアルミニウム合金が採用されました。
 扉は片側に両開き式扉が2カ所となっています。
 先頭部は傾斜したスタイルで、正面の非常扉は向かって左側に設けられています。ヘッドライト、テールライト、車幅灯は窓下両サイドに計2灯、行先表示器は運転席上部に設けられています。
 側窓は、固定窓となっています。ただし、連結面付近の窓は上部1/3が内側に開く構造となっております。
 外装には空、海、緑のイメージカラーのブルーからスカイブルーへ変化するグラデーションとグリーンを組み合わせたフィルムが貼られました。

3.車内設備
 座席は、先頭車扉間はロングシート、運転席後方の窓側は運転席に向いた一人掛けシートと、タイヤハウス上は2人掛けの運転席側に向いた固定シートが設けられて前方の展望ができるようになっています。中間車の扉間は片側がボックスシート、片側がロングシートとなっています。連結車端部は山側の窓側に一人掛けシート、連結面のタイヤハウス上はロングシートが窓方向に向いてます。
 乗降扉上部に17インチのLCDが設けられています。
 車内照明にLEDが採用されました。

4.機器類
 制御装置は、IGBT-VVVFインバーター制御が採用されました。
 主電動機は、100kWの三相かご形誘導電動機が採用されました。
 駆動方式は、2段原則式直角カルダン駆動方式となっています。
 制動装置は回生ブレーキ併用電気指令式空気ブレーキとなっています。
 台車は跨座式2軸ボギー台車となっています。

5.主な履歴
 2014年(平成26年)7月18日に営業開始されました。

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